この後 どうしようかな~ と思いながら 辺りを眺めていると、
トコトコ歩いて行った足跡が。( どなた? ( ´艸`) )
な~んて ちょっと休んでいる間に、
新山の方もガスに覆われてしまった。
ガスの中、登って行く人たちの姿が見えたけれど・・・
雪で 目印の矢印が見えなくなっている箇所も多いようだし・・・
石と石の隙間が 見えなくなっているかもしれないし・・・
新山付近にうっすら雪が乗った状況を想像すると、
臆病な私は 今回は新山には行かなくてもいいなと思った。
うん。今回は このまま外輪に上がろう。
外輪に上がる急坂も不安だけど、
ほら、下ってくる人もいるから、慎重に行けば大丈夫だろう。
鳥さんの足跡も そう言ってるし。( ´艸`)
少しずつ少しずつガラガラ・ゴロゴロの急坂を下ってくる人。
私も、足の置き場を良~く見ながら 慎重に登った。
いつの間にか 七高山の方にもガスに流れてきてしまった。
外輪に上がって 新山の方を見ると、ちょうどガスが晴れたところだったけど・・・
この後すぐにガスに隠れてしまった。
七高山の方を見ると、七高山もガスに覆われていた。
冷たい風も吹いているし・・・
今回は 七高山にも行かないことにした。
岩の陰で風を避けながら 防風・防寒のためのものを身に着けていると・・・
「ガラガラ・・・ゴロゴロ・・・」
突然、新山の東斜面の方から 重くて大きな石が転がり落ちる音が聞こえ、
全身に緊張が走った。
ガスに覆われた中から
「大丈夫ですか~?」
「はい、大丈夫です」
の声。
・・・良かった。
大きな怪我をした人はいなかったようだ。
気を取り直して、外輪を下ることにした。
11:00 外輪を下り始めた。
外輪もガスに覆われているけど、
標高が下がったら、晴れているのかもしれない?
じゃあ、新山にも七高山にも行かなかったけれど、
その分?笙ヶ岳に行こうかな・・・
と思った。
よし、そうしよう!
振り返って見た七高山。
何の芽が準備してるのかな?
七高山が 少しずつ小さくなっていく。
さっきまでいた御室。
!!!!!
百宅コースを登ってくる人の姿が小さく見える。
この時期に独りで登ってくるなんてスゴイなぁ・・・。
朝、まだ青空が広がっていた時間帯に見えた東斜面は
綺麗だったんだろうな・・・。
風が吹き抜けるところには、
少し雪がたまっていた。
この辺りから、雪はとけ気味に。
ズーム。
ガスで白くなったかと思うと・・・
陽が差したり・・・。
見下ろした景色も素敵だ。
振り返ったり・・・
見下ろしたり・・・
進んでいく方を見たり・・・
キョロキョロしながら外輪を下って行く。
9月の四連休に夫を来た時、
あの場所にいる夫を撮ったんだっけ。
11:48 伏拝岳に到着。
本当は 薊坂を下って 千畳ヶ原を通って行きたい気持ちもあったんだけど、
幸治郎沢がどんな状況なのか分からなくて心配なので、
やっぱり このまま外輪を下ろう・・・。
・・・④へ続く・・・