残雪と新緑の自然博物園を今年も歩きたいなぁと思っていたけれど、
天気と時間と山の状況が なかなか合わないまま 日が過ぎていった。
この日は あまり天気は良くない予報で、
自宅から月山の方を見るとガス。
しかも、小雨まで降っている。
「もしかしたら ガスがかかって幻想的な新緑のブナ林を歩けるかも!」
と、行ってみることにした。
が、しかし・・・
トンネルをぬけて西川町側に出たら、
ガスはかかっていないし、道路は乾いていた。
ま、こんなことも あるね。(;^ω^)
志津の方へ向かう途中、
道路わきに小さなミズバショウたちが生えているのが目に入って
車をちょっと降りてパチリ。
毎度 撮りたくなる場所。
9時少し前に ネイチャーセンターに続く管理道路に入っていくと、
ずっと手前の方から 車が縦列駐車していてビックリ。
そういえば、
この日は ツアー・イベントがあるのだった。
ネイチャーセンターの玄関を入ってすぐのところで
ブナの森散策コースのガイドツアーの参加者名簿に名前を書いてから
スタートの9時半まで 少しその辺をウロウロ。
芽吹いて間もない木々、いい感じだな~。
それにしても・・・
今年は 雪解けが早くて 雪が少ない!
午前の部のスタート時刻は9時半なのだけど、
いろいろあって 結局9:55に。
しかも・・・
参加者の中には、山歩きに慣れていない年配の方も。
「ゆっくりしたペースの方に合わせていきますので ご了承くださいね」
とガイドの方。
(その時その時の参加者に合わせ、様子を見ながらガイドするのも大変だなぁ)
スタートが遅くなった上に ゆっくりのペースで歩くので
コースを全部回れないかもしれない・・・
とのことで ちょっと残念に思いながらも とにかくスタート。
「いってらっしゃ~い! 楽しんできてね~!」
と見送りしてくれたのは、大きなナメクジ。(;^ω^)
歩き出してすぐに 新緑のブナが出迎えてくれた。
う~ん・・・素敵だぁ!
苔むした倒木。
倒木だったと言われなければ気づかないかも。
もうすぐ咲きそうなエンレイソウたち。
キハダ。
見るたびに、祖母が一升瓶に作っていた『キハダ酒』を思い出す。
ブナの芽鱗。
5月上旬に来たときは 向こうへ歩いて行ったけど、
今は歩けませんな。
残雪期は、雪解けの進み具合によってコースがかわる。
枝のつき方が不思議。
オトシブミ発見。
上手に葉が巻かれていて 見つけるたびに関心する。
ここは夏道が出ている。
毎度撮ってしまう根。
まだ咲いてたムラサキヤシオ。
足元に落ちているのは、オオカメノキのもの?
穴が開いてた大木。
こんな模様のブナあり。
この先の湿地や元玄海広場の辺りは どんな様子になっているだろうか。
・・・②へ続く・・・