この日は 午後から晴れ間がのぞきそうな予報だったので、
午前中は 自然博物園内のガイドウォークに参加し、
午後から 天気を見て姥ヶ岳まで上がってみようかと思っていた。
午前中のガイドウォークは、
雨が本降りになったので 残念ながら途中で戻ってくることになった。
さて、午後は どうしようか?
雨は続いていたけれど、このまま帰宅したくはないな~と思い、
とりあえず姥沢駐車場まで行ってみることにした。
姥沢駐車場に着くと、
雨でも駐車場はスキーヤーたちの車でいっぱいだった。
車の中で パンとコーヒーで簡単な昼食をとりながら
何度も携帯で 天気予報を見たり 雨雲の動きを見たり・・・
姥ヶ岳の方の空の様子を見たり・・・。
しかし、
なかなか天気が回復しそうにはなかったので、
またネイチャーセンターに戻り、
自然博物園内ガイドウォークの午後の部にも参加することにした。
午後の部がスタートする前になると、雨が小降りになり
空が少し明るくなってきた。
午後の部の参加者は 十数名。
スタート地点の木に 寒くて動きが鈍くなっているセミがいることを
他の参加者から教えていただいた。
空が少し明るくなって 気分も明るくなってきた。
カラマツの葉。
「ぶら下がって見てください。」
おお~折れない~。
だから、雪の重みに耐えて、また上へと伸びていくんだね~。
キノコの仲間? 粘菌?
展望地から眺めた山々の方は
ガスが徐々に上がっていくところだった。
毎度 撮ってしまう『キハダ』の黄色。
そしてそのたびに、祖母が 一升瓶に『キハダ酒』を作っていたことを思い出す。
根元が きれいなモスグリーンのコケに覆われた木。
これから開きそうなブナの葉。
開いて間もないブナの葉。産毛がいっぱい。
芽鱗が取れ、開きだそうとしているものも。
午前中降っていた雨が上がり、しっとりした雰囲気の道。
「ニオイタムシバの葉は 葉脈を残った状態になるけれど、
ブナの葉は すぐには腐らずに残ってるんですね~」
ガイドの方たちは、
森のひみつや不思議などをいろいろ教えて下さる。
独りでのんびり散策するのもいいけれど、
たまに いろいろ教えていただきながら歩くのもいいと思う。
元玄海広場。
橋を渡ったところにある湧水ポイントで、
湧水の温度を計って下さるところ。
あ・・・あれ? 41.2℃? (;^ω^)
ちょっと待っていたけれど ずっと41.2℃くらいだったので、
あきらめて その先の湧水ポイントへ。
それから ブナの原生林の方へ向かう。
おっ! 日が差し込んできたよ。
『トチ婆さん』。
『ブナ爺さん』。
ブナの大木の根元に、実生見っけ!
ツンツン・・・(雪のかたさを確かめている)
ここにもブナの大木があったんだね。
野鳥観察小屋が見えた。
さあ、周海沼は どんな様子かな?
・・・②へ続く・・・