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ふと目にとまったものや感じたことを写真と言葉で綴るBLUEの日記。

◆'20/10/18 初雪が降った鳥海山へ④

 

伏拝岳から さらに下ろうとしたとき、
西側に青空が少し見えた。

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湯ノ台コースの方にも。 
このまま ガスが晴れていってくれたらいいなぁ。

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と思いながら下っていき、向こうからやってきた方を見て あれ?と思った。
「〇〇さんですか?」
声をかけると
「いや、違うよ」 

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「前にも同じ人と間違えたの、あなただね?」
「あらら~そうでしたか~。すみません、大変失礼しました!<(_ _)>」 

 

そういえば、
M子さんと滝ノ小屋口から周回した時、
外輪を下っている途中にすれ違った方に「〇〇さんですか?」と声をかけて 
人違いだったことを思い出した。(;^ω^)

なんと、
その時と同じ辺りで 同じ方にお会いして 
同じように間違って声をかけてしまうとは!(;^ω^)

「これも何かのご縁だね。」
と言って、その方は ザックを下ろして 小さなタッパーを差し出した。
私に下さるという。
中には、その方が 折り紙を折って作った小さな箱(一つ一つに鈴入り)が
いくつも入っていた。

「実は、前回間違えられた時、
 何かのご縁だから  これをあげればよかったなぁと後から思ったんだよ。
   今日会えてよかったよ。
 また今度会ったら、同じように声をかけてくれ」

2度も同じように間違えてしまったのに、
嫌な顔をするどころか、そんなことを言っていただいて じ~んとなった。

 

では、またお会いしましょう!

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・・・こんなこともあるんだな~。 

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 と、不思議な気持ちになりながら下って行くと・・・

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登って来た方が 私を見て言った。
「あ、BLUEさん?! ブログ、見てるよ~。」
思いがけず声をかけていただいてビックリ。

実は この方、
2月に二ノ滝の氷柱を観に行った時、2・3度お会いしたことがあるのだそうだ。
そういえば、
今年 二ノ滝氷柱を観に行ったとき、そんなふうに声をかけて下さった方がいたことを思い出した。

 

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このKさんから新山や七高山の様子を訊かれ、
初めは晴れていたけど、今は ガスにおおわれてしまっていることを伝えると、
山頂に行くのをやめて 薊坂を下って千畳ヶ原をまわって鉾立に下山するという。
私が状況がわからずに不安で行くのをやめた幸治郎沢を、下って行くというのだ。

「今からそのコースで歩いて、時間的に大丈夫ですか?」
と 頭の中でコースタイムをグルグル計算しながら私が訊くと、
「だいじょうぶでしょ。」
と Kさんは あっさり。
  

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「つ、ついていってもいいですか!」 
( 「え~っ!!」と、私の中で もう一人の私が言った。(;^ω^) )

 

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Kさんが いいとおっしゃってくださったので、ついて行くことに。

伏拝岳まで登り返して、
薊坂~幸治郎沢~千畳ヶ原~鳥海湖~長坂道分岐~河原宿~賽の河原~鉾立
と歩いて下山することにした。


すみません、Kさん、よろしくお願いいたします! 

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 さぁ、いつものようなノロノロペースじゃなく、
Kさんにご迷惑をおかけしないように付いて行かなくちゃ!

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 諦めていたコースを歩くことになって、
嬉しい気持ちと ちょっと不安な気持ちと。

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12:28  伏拝岳に戻ってきた。

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Kさんは まだ昼食を食べていないとのことだったけど、
伏拝岳付近は冷たい風が吹いていたので、
少し下ってから食べることにした。 

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ガスの切れ間から鳥海湖が見えた。 

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こんな時期・こんな景色の薊坂を下るのは初めてだなぁ・・・ 

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と思いながら、
見たことの無い景色をパチリパチリ。

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薊坂の途中のちょっと広くなっている場所で昼食休憩。
可愛い雪ダルマさんがいた。

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晴れそうで晴れないガスの中を下って行く。 

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ドンドン下っていたKさんだけど、雪渓があるとこでは寄り道。
雪渓が好きなのだという。 

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雪渓の上に、歩いて行った小動物の足跡あり。
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こんな色合いの景色も好きなんだよな~
と思いながら、同じような写真を何枚も撮ってしまった。(;^ω^) 

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この冬、持ちこたえられるんだろうか?
と心配になるような状態。 

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河原宿小屋に寄って行くとのこと。 

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来るたびに だんだん歪んでいく小屋を見ると、悲しくなってしまうけど、
仕方ないね。 

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               ・・・⑤へ続く・・・