スノーモービルの跡。
そういえば前日、
スノーモービルの音と 大きな話し声・笑い声が
響き渡っていたなぁ。
外輪の方は
雲がすごい速さで流れていた。
風がかなり強いのではないだろうか。
青と白の世界に立つYさん。
雲の間から時おり見える山肌が美しい。
( 実は この写真にも、小さく小さく人の姿が。)
雲の形が どんどん変わっていく。
中央より左下の方に 小さく小さく人の姿が。
私も いつか厳冬期の外輪に立ってみたいけれど、
私が上まで行けるような条件が揃う日は なかなか無いだろうな。(;^ω^)
そのうち 上の方がスッキリ見えるかな・・・
とチラチラ見ていたけど
一向に見える様子は無かった。
このままずっと 上の方には雲がかかりっぱなしなのかも。
私たちより先に小屋を出た方たちは、
どの辺りにいるだろう?
強風のホワイトアウトになっていないんだろうか?
流れるような雲。
さっきまで真っ白な姿が見えていた月山森は
いつも間にかガスに隠れてしまった。
風の強さを物語る模様。
Yさんは とっくに河原宿に。
遠くから見えていたのは トイレ小屋で、
避難小屋だった建物は 半分以上 雪に埋もれていた。
かなりボロボロになっていたけど、
雪の重みに耐えられるかなぁ・・・。
それにしても・・・
なんて素晴らしい景色。
雪と光と影がつくり出す景色に
ただただ感激して
夢中になって撮った。
( 斜面に 細くトレースが見える。)
トイレの小屋の陰で風を避けながら一休み。
河原宿を折り返し地点にし、
滝ノ小屋に戻ることにした。
天気が良かったら月山森まで、という話もあったけど、
この日の月山森は
真っ白く見えたと思うと すぐガスにおおわれてしまう状況だった。
河原宿まで来れただけで満足!
夏道を歩いている時には気づかなかった遭難碑。
雪面にポツンと立っていた。
厳冬期、強風の中でホワイトアウト、 の状況になったら、
方向が分からなくなってしまうだろうな。
( 夏山のホワイトアウトでさえ、進めなくなった経験があるもんな。)
この写真も、拡大して見ると・・・
人の姿があった。
前日に登って来た湯ノ台道の辺りは、
いつの間にか雲がかかっていた。
東側は雲海。
自分が 今どこにいるのか分からなくなるような景色。
ただただ美しさに感激しながら歩いた。
八丁坂の方へ下り始めたYさん。
滝ノ小屋は あそこ。
あれれ?
Yさん、そのまま下らないで 東側に向かってるぞ。
と思ったら、
歩くのがキビシイ場所に出てしまったので やめた
とのこと。
なるほど、あの雪庇ですね。(;^ω^)
西側から雲が流れてきて・・・
滝ノ小屋付近も 影に。
滝ノ小屋周辺にもガスがかかり始めた。
下から どんどん湧き上がってくる感じのガスが。
ガスに陽が当たって 辺りがボワッと明るくなった様子も
何だかいい。
スッキリ晴れた時とは違う美しさに
見とれる。
その後 青空が広がったと思ったら・・・
西から また どんどん雲が。
もうずっと こんな感じなのかもしれない。
振り向いた景色は まだ青空だけど
この後どうなるだろうか。
10時過ぎ、滝ノ小屋に戻った。
2Fに上がって、まずはアツアツのおしるこで一休み。
さっき見てきた景色は夢のような景色だったな~
と思いながら。
・・・⑥へ続く・・・