10時半過ぎに早めの昼食を食べて(朝食が早かったからね ( ´艸`) )・・・
荷物を詰めて、片づけて・・・
11:32 滝ノ小屋を出た。
初めて泊まった滝ノ小屋。
素晴らしい時間・景色をありがとう!
では、下山開始。
下っていく湯ノ台道の方は ガスで白い。
小屋の上の方も
いつも間にか 白くなっていた。
またいつか泊まりに来るよ!
と、小さくなっていく滝ノ小屋に心の中で言う。
何度も振り返りながら下っていく。
上の方、風が強そうだな・・・。
白く光ってる・・・。
・・・と、振り返ってばかりで なかなか進まない。
私が ちゃんと下ってきているかと振り返ったYさん。
毎度 ご心配をおかけしてスミマセン。
( 自分の様子を知らせるために、熊鈴を鳴らすことにした。(;^ω^) )
少し下ったところで、
Yさんが 登って来た方と話をしているのが見えた。
その方と挨拶を交わしてすれ違った直後、
「あれっ? もしかして・・・」
と、お互いに振り向いた。
・・・なんと、
12月29日に 前になり後になりながら滝ノ小屋までを往復した
konnoshoichiさんだった。( ´艸`)
さすがkonnoshoichiさん。速い。
どんどん登っていって、その姿が あっという間に小さくなった。
春に向けて準備しているブナの芽を見たり・・・
動物たちの足跡を見たり・・・
ブナの枝を眺めたり・・・。
キョロキョロ・・・。
Yさんは どんどん下っていく。
そのうち、
西側から ガスが次々に流れ込んでくるようになった。
ガスで 霞んだように白くなったブナの林も
キレイ。
自然が描くラインは ホントに美しい・・・。
13:15頃 一本杉に到着。
ザックを下ろして ちょっとおやつタイム。
少~し霞んだブナの林に見とれながら
しばし眺めた。
う~ん・・・素敵だ・・・。
こんなブナ林の
静けさや雰囲気も
写すことができたらいのに・・・。
青と白の世界も素晴らしかったし・・・
白っぽく霞んだブナの林も素晴らしい。
両方の素晴らしい景色を眺めることができて
よかった・・・。
さあ、そろそろ 台地からの急な下りに入るぞ。
急斜面を悠々と歩いて行ったのは カモシカさんかな?
私は、悠々とはいかず、慎重に。 (;^ω^)
「こんな坂を、昨日は重いザックを背負って登ったんだなぁ・・・」
と思いながら
下ってきた急坂を振り返って見上げる。
前日 強引に登った急斜面の方は下らず、
斜面を少しトラバースして・・・
そこから 東側へ少し下って 向こう側の尾根へ。
今、向こうから こっちへ下って来たよ。
左奥に、
横堂から鳳来山のへのなだらかな尾根が見える。
今いる尾根を下ってから あそこまで登り返すよ。
いつも向こうから眺めていた尾根を下る。
途中のブナの大木に 文字が刻まれていたのを見かけたので、
こっちの尾根も登山道として使われることがあったのだろうか?
おっ。
Yさんは、早くもあそこまで登り返していったぞ。
私も!
登りきって見た 鳳来山の方。
向こうの尾根を、左上から右下へと下って・・・
ここに来た。
ここで、ワカンを外し、
この先はツボ足で下ることにした。
この木いっぱいにツルアジサイが絡みついてる。
キレイな自然樹形。
鳳来山まで ちょっと一登り。
14:22 鳳来山に到着。
西側と東側の景色を眺め、また歩き出す。
樹皮の色で 方角がわかるね。
この写真のブナは、右側が 冷たい風雪を受ける西側。
だから、
尾根道で 東側を向いた時と 西側を向いた時とでは、
ぶな林の色や その雰囲気・印象が 違うんだよね。( ´艸`)
15:20 南高ヒュッテ。
誰もいなくて静かだった。
踏み固められて滑るのではないか、とちょっと心配だった沢への下り。
階段状にステップが踏まれていて大丈夫だった。
良かった。(;^ω^)
ユキムシ。
春が近づくと見られる虫とのことだけど・・・?
坂を下り終わってから
ふと横を見たら、小さな池?が。
早春には ミズバショウが咲きそうだなぁ。
丸木橋。
渡っているのは 動物さんだけ。(;^ω^)
人間は あっちの頑丈な橋を。
・・・あ!
でっかい ツララだ。( ´艸`)
橋を渡ってすぐの湿地には、
ミズバショウの芽が。
駐車スペースが見えた。
16時頃 開拓の登山口に到着。
お疲れさまでした~!
そして、ありがとうございました!
例年と同じくらいの積雪・寒さだったら
私が登ったり泊まったりするのは厳しかったであろう滝ノ小屋。
雪がとても少なく、天気もそれほど悪くなかったおかげで
行ってくることができた。
(そんな今年の状況を、喜んではいられないのだろうけど。)
いろいろハプニングや反省点があったものの、
滝ノ小屋で のんびりした山時間を過ごすことができたり・・・
河原宿まで行って 青と白の景色を眺めることができたり・・・
下りで 白く霞んだブナ林を眺めることができたり・・・
良かったなぁ・・・。
・・・感謝!・・・。