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ふと目にとまったものや感じたことを写真と言葉で綴るBLUEの日記。

◆『チキュウニ ウマレテキタ』…写真・文:小西 貴士


書店で ふと目にとまり
何となく手に取って パラパラめくってみた。



そこに写っている自然や その中で遊ぶ子どもたちの
イキイキした姿や表情を観ているうちに
心がキュンとなって・・・

ポツポツと書かれている言葉たちを読んで
いつの間にか涙が出てきた。


たぶん、
自分の中にある子どもの頃の感覚や
今 山歩きをしている時の感覚が
そこにあったからだと思う。


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 小西貴士さんについては

森の案内人であり写真家。
2000年より八ヶ岳南麓の森で案内人として、幼い人をはじめ様々な人と
森での時間を共有する。
森の案内の一方で、ヒト・昆虫・植物などの種の境なく生命の営みを撮り言葉を綴り続けている。
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現在、八ヶ岳南麓にて教育学者の汐見稔幸氏らとともに
『ぐうたら村』というエコカレッジを主宰。

 と紹介されていた。
 

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小西さんの言葉の中から
今の私の心に響いた言葉や私自身が山歩きをしながら感じていることを
書いておこう。

 

時間は
わたしの外側で きざまれるものではなく
わたしの内側で 川のように流れていた

そのため
早くなったり よどんだり とまったり
あばれたりしながら 流れていた

 

わたしを
すこしずつ開くと

世界は
すこしずつ広がった

 

からだは
目的のために 動くよりも
思いつきに 素直に動いた

 

まいにちには 
根源的な問いが さりげなく置かれていたし

数やパターンの豊かさに 飽きたりすることはなく
わたしの身の丈にあった課題が
いつも気を利かせて置いてあった

 

遊びは また
正解さがしではなかったから

また明日 また明日と 続いていくのだった

 

遊び場のデザインは
生命の意図であり
からだやこころは その意図に沿って動いた

 

リスクが高まると
探索と没頭は その魅力を増した

 

目の前が 世界そのものであり

「今ここ」にこそ 意味や価値があった

  

 

一つ一つの言葉が 心に響いてきたけれど、
その中でも
今の自分に 特に響いたのは この言葉かも。

わたしは まず存分に わたしであれた

そして
できないことや あこがれることに翻弄されて
わたしは ますます わたしになった