少し前、
たまには旦那と映画でも観に行こうかと思い、
行ってきたのは・・・
富山・長野・滋賀での全編オールロケだというこの作品の
自然の描写に まず興味津々。
撮影・監督は木村大作氏。
冒頭のこんなシーンから 美しかった。
木村大作監督が「富山には時代劇が撮れる土壌がある」と言って、
ロケの大半は富山で行われたそう。
富山の自然風景の美しさが 心に響いてきた。
もう一つ 楽しみにしていたのは、
主演の岡田准一さんのキレのある動き。
格闘技(カリ、ジークンドー)のインストラクター・師範資格も取得しているという
岡田准一さん。
その岡田さんの殺陣シーンでの動きを他の映画で観て美しいと思ったので、
この作品も楽しみにしていた。
立ち姿。
姿勢。
ブレのない軸。
バランス。
体の真ん中あたりでコントロールされた動き。
しなやかさと力強さと。
西島秀俊さん演ずる采女との殺陣シーンでの動きは、
とても美しく、見応えがあった。
( このシーンには、剣道をしている夫も惚れ惚れ。)
武道でも 球技でも 山歩きでも 打楽器演奏でも
日常生活でも 仕事でも・・・
きっと 大事なことは同じ。
・・・体の真ん中に重心をおいて
・・・余分な力・緊張を取り除いて
という時に、無駄のない美しい動きができる。
あれこれ考えてしまって
あちこちに余計な力が入ってしまうから
なかなか上手くいかないことが多いんだけど。(;^ω^)