毎年11月、火・金の全8回で行われる弓道体験教室。
今年も参加。\(^o^)/
『正射必中』、正しい射をすれば 必ず中る
という言葉があるけど、
なかなか「正しい射」ができるようにならない。(;^ω^)
昨年あたりから ようやく、
足腰や体の裏側の筋肉を使えるようになってきた感じがする。
そして、
丹田のあたりに 意識を置いて。
『手の内』という言葉があるけれど、
この『手の内』が特に難しい。
どこかを直そうと意識すると 他の所が上手くいかず・・・
全体のバランスが崩れたりして。(;^ω^)
「手元での5mmの違いは、
28m先の的では15cmのズレになるから、
矢が中るのは難しいのだ」
と 弓友会の方がおっしゃっていた。
思うような射は なかなかできないけれど・・・
一つ一つの動作を呼吸に合わせながら行うのは
とても心が落ち着くので、
「もっと やってみよう」という気持ちになる。
今回使わせていただいているのは、
握り皮が青紫色の弓。
5回目の教室の時、
弓友会の会長さんが、
「『克己』という言葉は “自分に克つ”と読むことが多いけれども、
『庄内論語』では “己をよくして”と読み、
“向上心”のことを言っているようです。」
「『自分に克つ』なんて、そう簡単にできるもんじゃありませんよね~。」
とおっしゃっていたのを聴いて、
なんだか 心にピピッときた。
マラソン大会に参加していた頃は、
「自分に克つ」ことを意識していたけれど・・・
山歩きするようになった頃から
「自分にも克たなくてもいい」と思うようになった。
「自分に克たなくても、よりよい方へ」と思っている今、
『向上心』という言葉が響いたのかな。
今年の教室も あと2回。
6回目の明日の後半には いよいよ正式な的前の位置に立ってやるんじゃないかな。
( 初回は 的から数mのところからやり、徐々に距離をのばしてきた。)
今まで 的前からは ほとんど中ったことがないので
今回は 1本でも中るといいなぁ。