THANKS TO YOU ! !

ふと目にとまったものや感じたことを写真と言葉で綴るBLUEの日記。

◆'18/06/23~24 竜門小屋泊④

 

竜門小屋での夜。

神経が高ぶっているのか なかなか眠れなかった。



夜中に何度か ものすごい強風が吹き荒れる音がして、
「明日は こんな強風の中を下山するんだろうか?」
と 心配になりながら 風の音を聞いていた。


「ウツラウツラしては 目が覚める・・・」を何度か繰り返しているうちに・・・


 午前3時すぎ、
小屋を早く出る人たちが 準備をする音が聞こえてきた。

 

3:49    シュラフを出て 窓の外を見ると、
        東の空が すでに明るくなってきていた。

f:id:pft78526:20180627183036j:plain

 

私も 外に行ってみよう!

 

 

外では、 ガスが ものすごい速さで流れていた。 

 

3:56

f:id:pft78526:20180627183245j:plain

 

 

どんどん変化していく景色を前に 
私ができることは・・・
 ただただ 黙って見ていることだけだった。

 

4:00   月山。

f:id:pft78526:20180627183415j:plain

 

 

どの瞬間の景色も すばらしくて・・・
目を離さずに ずっと見ていたいような・・・。

 

4:02

f:id:pft78526:20180627183454j:plain

 

 

同じ景色を眺めていても、
感じるものは、人それぞれ違うんだろうな・・・。

 

4:05

f:id:pft78526:20180627183611j:plain

 

 

今 私の目に映っている景色は
今の私が感じた景色。

 

 

4:18    

f:id:pft78526:20180627183905j:plain

 

 

 

 黙って、ただただ見つめてしまう。

f:id:pft78526:20180627183747j:plain

 

 

 

 

陽が登ってくる方の空は もちろん素晴らしいけど、
別の方向の空も素敵。

 

4:19    竜門山の方。

f:id:pft78526:20180627184034j:plain

 

 

4:20    南西側。

f:id:pft78526:20180627184219j:plain

 色合いが いいなぁ。

 

 

f:id:pft78526:20180627184342j:plain

 

  いつだって 目に映る景色は・・・

 

f:id:pft78526:20180627184447j:plain

 

 その時にしか見ることのできない景色。

 

4:21

f:id:pft78526:20180627184810j:plain

 

 ありがとう・・・。\(^o^)/

 

f:id:pft78526:20180627184659j:plain

 

 

 

4:22   景色を眺めながら はみがき中の方が。 

f:id:pft78526:20180627185022j:plain

 

 

 

こんな景色を のんびり眺めることができるなんて・・・。
 

 思い切って 小屋泊にチャレンジして よかった! \(^o^)/

 

f:id:pft78526:20180627185146j:plain

 

 

 

4:23    今日は あの山々を歩いて下っていく。

f:id:pft78526:20180627185402j:plain

 

慌ただしい日常生活の時間とは別の 

 

f:id:pft78526:20180627185529j:plain

 

 ゆったりした山の時間が流れている・・・。

 

4:26

f:id:pft78526:20180627185704j:plain

 

 自分で歩いて一歩一歩登ってきたからこそ見ることができた景色。

 

 ・・・来て よかった!! 

 

 

 

1時間近く 朝の景色を眺めたあと
小屋に戻った。


せっかく ストーブを買ったので、使わなくちゃ。
(昨日の夕食は いろいろ美味しいものをいただいて 出番がなかった)

   f:id:pft78526:20180627185822j:plain

簡単に飲めるスープやシチュー、ご飯なども持ってきたけど、 
お湯を沸かして コーヒーを。( ´艸`)
パンとコーヒーで 軽く朝食。

 

 

 今日もさらに縦走路を歩く方々は どんどん出発していく。
Iさんと言葉を交わし、笑顔で挨拶をして。
何とも言えない時間だなぁ・・・。


まだ書いていなかった『登山者名簿』に名前を書く。

f:id:pft78526:20180627185910j:plain

「 ここに自分の名前を書くって、うれしいなぁ・・・」
と思いながら 書いた。

 

 昨夜 たくさんの人でにぎわっていた1階スぺースも、
すでに ガラガラ。

「昨日 慰霊祭に出席したから、今日 寒江山に行ってくる」
というnabeharuさんとEさんも、
すでに それぞれ寒江山へと出発していた。

 

f:id:pft78526:20180627185959j:plain

私は、まず
近くの方と一緒に 床をほうきで掃いた。
「ありがとうございました!」と心の中で言いながら。

 

 

2日目は もう下山すればよいだけの私。

せっかくなので
下山前に 水滴をまとったヒナウスユキソウを観に行ってみることにした。

 

 

 5:40  ガス&強風の中、南寒江山の方へ。     

f:id:pft78526:20180627200640j:plain

 昨日 のんびり 寒江山まで歩いてきたので
今日は 水滴がついたヒナウスユキソウを観たら そこで良しとする。

 

  
   

 ヒナウスユキソウ以外のものも いろいろ目に入ってくる。

   f:id:pft78526:20180703200746j:plain

 

 

咲き始めの カラマツソウかな?

   f:id:pft78526:20180627200922j:plain

 

 

 ガスの中、
わずかに 尾根に陽が差して 緑に光る。

f:id:pft78526:20180627201043j:plain

 

 

 

     f:id:pft78526:20180627201247j:plain

 

 

 

竜門山に登ってくる途中にも たっくさん咲いていたナナカマド。
辺りに この花の独特の匂いが漂っていた。
(栗の花の匂いとも違う・・・)

f:id:pft78526:20180627201355j:plain

 

 

 

f:id:pft78526:20180627201509j:plain

 

 

 

こういうの、 

   f:id:pft78526:20180627201605j:plain

 

 

 ついつい撮りたくなってしまう。

f:id:pft78526:20180627201654j:plain

 

 

 

 

f:id:pft78526:20180627201851j:plain

 

 

 

 

   f:id:pft78526:20180627201949j:plain

 

 

こんなヒナウスユキソウもあれば・・・ 

f:id:pft78526:20180627202058j:plain

 

 

 

 こんなヒナウスユキソウも。

f:id:pft78526:20180627202212j:plain

 

 

 

f:id:pft78526:20180627202316j:plain

 

 

 

 周りの白い部分は たぶんガクで
中の黄色い部分が花かな?

f:id:pft78526:20180627202408j:plain

 

 

 

昨日 カラカラに乾いて 茶色だったコケたちが
イキイキ黄緑色になっていた。

f:id:pft78526:20180627202555j:plain

 

 

 

f:id:pft78526:20180627202716j:plain

 

 

 

ヨツバシオガマは・・・

f:id:pft78526:20180627202826j:plain

 やっぱり

 

 上から撮りたくなる。

f:id:pft78526:20180627202935j:plain

ピンぼけだし・・・葉っぱが写らなくて・・・残念。

 

 

 

f:id:pft78526:20180627203113j:plain

 

 

 

 

  f:id:pft78526:20180627203512j:plain

 

 

 

 シャクナゲのつぼみアリ。

   f:id:pft78526:20180627203625j:plain

 昨日 登ってくる途中、
シャクナゲの葉は あちこちにあるのに 花が咲いていなかったので、
そのことをIさんに訊ねると、
「環境がキビシイから、シャクナゲの花は なかなか咲かないんだ」
とのこと。

このつぼみたち、花を咲かせてくれるといいなぁ。

 

 

 

 

   f:id:pft78526:20180627203804j:plain

 

 

 

 

f:id:pft78526:20180627203925j:plain

 

 

 

 ガスがかかった中で 白く光るヒナウスユキソウも いいなぁ。

f:id:pft78526:20180627204033j:plain

 

 

 

 ピンぼけ~。(;^ω^)

f:id:pft78526:20180627204256j:plain

 

 

 みんな楽しそうに見える! 

f:id:pft78526:20180627204400j:plain

 

しばらく ガス&強風が続きそうな感じ。
きのう寒江山まで行ってきたし、
この状況で もう一度は行かなくてもいいなぁ・・・
と思っていたところ、

 

ちょうど 寒江山まで行ってきたというEさんが戻ってくるのに会ったので
私も 戻ることにした。

f:id:pft78526:20180627204550j:plain

 

 

 ヒナウスユキソウさんたち、
お会いできて うれしかったよ!

f:id:pft78526:20180627204658j:plain

 こんなヒナウスユキソウを、
若い頃 山歩きしたという母にも見せてあげたいな。

 

 

 

 

   f:id:pft78526:20180627204801j:plain

 

 

 

 

f:id:pft78526:20180627204909j:plain

 

 

 

 

f:id:pft78526:20180627205014j:plain

 

 

 

 

f:id:pft78526:20180627205208j:plain

 

 

 

この虫に会ったのは、何匹目だろう?

    f:id:pft78526:20180627205257j:plain

 

 

 

何だか気になった景色。
・・・光が差した谷間。
・・・流れていくガス。
・・・手前の雪渓のライン。 

f:id:pft78526:20180627205416j:plain

 

 

 

  f:id:pft78526:20180627205516j:plain

 

 

 

  f:id:pft78526:20180627205730j:plain

 

 

 

少しずつ ガスが晴れてきたみたい。

f:id:pft78526:20180703194720j:plain

 

 

 

 

f:id:pft78526:20180703194956j:plain

 

 

 

    f:id:pft78526:20180627210210j:plain

 

 

 

変身中のチングルマ。

f:id:pft78526:20180627210312j:plain

 

 

 

 お食事中?

f:id:pft78526:20180627205618j:plain

 

 

 

向こうの池塘の奥に見えるのは
コバイケイソウ?
今年は たくさん咲く年なのかな。

f:id:pft78526:20180627210524j:plain

 

 

 

 小屋の近くまで来ると・・・

f:id:pft78526:20180627210752j:plain

 

 

 

もうすぐ出発するらしい西川山岳会の方たちの姿が
小屋の前にあった。

f:id:pft78526:20180703195709j:plain

 

 

 

小屋のすぐ手前まで来てから ふり返って見ると・・・

f:id:pft78526:20180627210957j:plain

 ガスが晴れてきて 
遠くの山々が見えるようになってきていた。

 

 

1時間半ほどの散歩を終え、
7時頃、小屋に戻った。

f:id:pft78526:20180627211132j:plain

 ザックを持ってきて 私も下山するとしよう。

 

 

              ・・・⑤へ続く・・・