ぐお~~~っ!
ものすごい風だ~っ!
南西側からは 次々に雲がやってくる。
笙ヶ岳の方を見ると、
ガスで真っ白になったり 晴れたり。
山頂も 見えたり隠れたり。
これが「青空でも 登山指数Cランク」かぁ。
目を月山森の方に移すと・・・
幸治郎沢の辺りは もう雪渓が無くなっていた。
アスレチックコースのようなゴロゴロ岩、
もう歩けますな。( ´艸`)
強風の中、平然と鳥海湖を眺めている方あり。
笙ヶ岳まで行くかどうかは迷っていたけど、
長坂道のニッコウキスゲは やはり観に行きたい。
とりあえず、風を避けながら休憩しよう。
近くに座った方たちとおしゃべりしながら昼食をとっていると・・・
後から更に二人、私の隣りに座った。
その方たちと いろいろお話していてビックリ。
なんと、二人のうち
お一人は、私の実家の隣りの集落に住む方で、
私の母や祖母のことを よく知っている方だった。
そして
もうお一人は、現在私が住んでいるところの近くにお住まいとのこと。
「鳥海山まで来て まさか こんな出会いがあるとはね~」
とお互いに驚きながら しばしおしゃべり。
そろそろ歩き出そうか、という頃、
「笙ヶ岳まで行きませんか?」
と その方たちをお誘いしたら、
「遭難するといけないから やめとくよ。」
と。
・・・そ、遭難?(;^ω^) 確かに風は強いけど…。
ここから さえぎるものが無い尾根道歩きになるけど、
歩いてる人の姿がたくさん見えたし、
まずは 行ってみることにする。
この時点で すでに13時半。
鳥海湖の方から 風が吹きあがってくる。
西側を見ると、
遠くに 鉾立駐車場が見えた。
頭をシャンプーしてるみたいな鳥海山。( ´艸`)
あ!
雲の向こうに 月山が見えた! \(^o^)/
しかし その月山も またすぐに雲の陰に。
ハクサンシャジンの姿が ちらほらと。
鳥海湖の方のそばの道、もう歩けそうだな。
見上げる斜面には たくさんのニッコウキスゲ。
歩いて行く道の両側にも たくさんのニッコウキスゲ。
青空に オレンジ色が映える!
鳥海湖の方から木道を歩いてきた人たちの姿が見えた。
ハクサンフウロも あちらこちらに。
ふり返って見る。
これから歩いて行く方にも・・・
ふり返ったところにも・・・
ニッコウキスゲが いっぱい! \(^o^)/
吹浦コースと長坂道の合流地点。
今 歩いてきたところ。
山頂の横に チョコンとカワイイ雲。
時間はあるとは言えないけど、
やっぱり笙ヶ岳まで行きたい!
河原宿への分岐を通り過ぎ・・・
岩峰の方へ。
ふり返って見る。
万助道・千畳ヶ原の方に 雲が。
いざ、笙ヶ岳三峰へ。
( 先行者の姿が 小さく見える。)
ここは ハクサンイチゲの群落。
こっちの斜面も。
ここを登りきると 笙ヶ岳三峰。
どんな景色が 見えるだろう?
・・・③へ続く・・・