三連休初日に早池峰山に行ってきた夜、
Iさんのヤマレコを見ると・・・
そこには 鳥海山・長坂道に群生するニッコウキスゲの写真が!
「うわ~! これ、観に行きたい!
1週間経つと花の様子が変わっちゃうから、明日行きたい!
でも 2日続けて山に行くのは ちょっとなぁ・・・(;^ω^) 」
ウズウズしたまま翌日を迎える。
連休2日目、しばらく家事をしていたけど・・・
私の頭の中は、ニッコウキスゲでいっぱい。
やっぱり行きたくてたまらなくなった!
「三連休の最終日は 家事をがんばるから、
今日、笙ヶ岳に行かせてくださいっ! <(_ _)> 」
と、旦那にお願い。
・・・ なんとも困ったものだ。(;^ω^)
ひらめくものがあると、それに向かわずにはいられなくなる。
何とかOKをもらい、9時過ぎに自宅を出発。
う~む。しかし・・・
この時間から向かって 駐車場に車を停められるだろうか?
何とかなるかな?(;^ω^)
先ずは行ってみよう!
大平山荘駐車場から見た 鳥海山西側。
ど~んとしてる。
予想通り、鉾立の駐車場は いっぱい。
駐車場の下にあった駐車スペースの辺りに 無理やり?停めさせてもらった。(;^ω^)
11:10 登山口をスタート。
この時間だから、
賽の河原から河原宿をぬけて 岩峰と笙ヶ岳三峰の間に・・・かな。
少しでも時間があれば
御浜経由で 笙ヶ岳まで行きたいなぁ。
陽は、すでに こんなに高くなってる。(;^ω^)
クルマユリが咲き始めてた。
キバナニガナさんたち。
この花も 昨年より多い気がする。
少しピンクがかったカラマツソウ。
展望台からは、山頂までスッキリ!
でも・・・写真ではわからないけど、この日は強風。
登山指数がCランクになるほどの。
クガイソウさんたち、1年ぶりですね。
少し登ったところから 展望台をふり返る。
私も さっきまで あそこにいたんだな。
空の青が濃い。
正面の笙ヶ岳の方は、次々に雲が湧き上がってるみたい。
笙ヶ岳まで行けるかなぁ。行きたいなぁ。
もう マイヅルソウの実が。
白い花火。
逆光になってしまったけど、
鳥海アザミさん。
左奥に チョコンと山頂が見える。
「少しでも早く登って 笙ヶ岳まで行きたいんじゃないの?」
・・・と、頭の中で もう一人の自分の声がするけど、
やっぱり なかなか進まない。(;^ω^)
帰りは 走って下らなくちゃいけないかもしれないし・・・
だからやっぱり、登りは登りで 撮っておく。
下山してきた方たちと 次々すれ違うようになった。
「今から山頂まで?」
「いえ、笙ヶ岳まで(行きたい)です。」
という会話を何度も繰り返しながら登った。
ツマトリソウさん、つぼみもカワイイ。
このサンカヨウの実が濃紺に色づくのは もうすぐだな。
雪渓を歩いて河原宿のほうへ向かってる人の姿が 小さく見えた。
一瞬迷ったけど、
私は 御浜に向かうことに。
どんどん解け、ドンドン流れてる水。
その音が 辺りに響いていた。
登山道をザ~ッと流れております。
(写真左奥の)御浜に続く道が見える。
前回は 雪渓と夏道を繰り返しながら登ったな。
滑らないように足元に気を付けて雪渓を下り、夏道へ。
まだブルーシートに覆われた『賽の河原』の標柱あり。
前回 この標柱は 雪の下だった。
ここから河原宿へ向かえば 早く長坂道に出られるのだけど、
私は 御浜へ向かうことにした。
イワイチョウも 増えてきた。
賽の河原をふり返って見る。
河原宿のほうから雪渓を下ってくる人たちの姿が。
ここ、前回は雪渓があったところ。
コバイケイソウ、
鳥海山にも今年は多いのかな。
多いみたい。
早く雪が解けたところでは、
チングルマは もう花穂に。
少しずつ増えてきたニッコウキスゲ。
すれ違う方が 口々に「ニッコウキスゲ、すごかった」と言う。
こっちにも。
この辺りは すでに小走り。
前方に 御浜小屋が見えてきた!
12:35 御浜に到着。
予報通り、強風。
風を避けて 小屋の陰で休憩している方たちがたくさんいた。
その方たちのそばを通り、
鳥海湖が見える方に行ってみると・・・
すごい風!
鳥海湖の方を眺めながら休憩する人が多いはずの御浜。
強風のため、みなさん建物の陰で休んでいた。
笙ヶ岳の方は、ますます強風のよう。
さあ、ここからどうする?
・・・②へ続く・・・