御浜小屋の向こう側へ出てみた。
遠くには雲海のような雲。
月山は その雲の下。
紅葉の時期を過ぎた山頂の方。
常緑の植物の緑と、
遅くまで雪渓が残っていて ようやく植物が生えてきたところの薄い緑と。
若い女性が 三脚を立てて撮影中。
彼氏と一緒に来たのだそう。
(彼氏は1枚目に写っていた方。 大きなカメラを持っていたぞ。)
これから どんどん薄暗くなっていくので心配したけれど、
彼氏と一緒なら良かった。
あ、
まず自分のことを心配しなくちゃ。(;^ω^)
ほら、向こうから下山してくる人たちの姿が見えるけど、
私は これから どうする?
・・・・・う~む・・・・・
彼女と少し話している間に
気持ちは笙ヶ岳へ向かっていった。
1時間くらいかかって笙ヶ岳一峰に行ってからでも
暗くなる前には鉾立に下山できそう。
(薄暗くなる16時半過ぎくらいかな?)
ということで、
彼女に挨拶して
長坂道へと歩き出した。
歩き出した、と言っても
やっぱり 何度も立ち止まって景色を眺めながらなんだけど。
陽がどんどん西に傾いていくし・・・
長坂道は やはり海側からの冷たい風が吹いているし・・・
この時間から 独りで笙ヶ岳に向かうのは
心細い感じがしたけど、
心細さより 歩いて行きたい気持ちの方が
少し大きかったかな。
・・・ってことで、あっちへ。
長坂道分岐に行く前に 遠くに池塘が見えた。
笙ヶ岳からの帰りは、 あの池塘のそばを歩く予定。
緑・黄・赤・青・・・
私が近づいても動かなかったバッタ。
寒いから動かずにいたのかな。
9月末に来た時 紅葉に彩られていた鍋森も・・・
月山森の西斜面も・・・
紅葉はすでに終わり、晩秋の色に。
振り返って
岩峰の岩をパチリ。
いざ、笙ヶ岳へ。
まずは三峰への登り。
・・・の前に、
可愛いのが目に入った。( ´艸`)
あちらでは 大きな石たちがお喋り中。
三峰へと少し登ったところで 振り返ってパチリ。
少し登って 帰りに歩いていく方をパチリ。
私の影が小さくなった。
また少し登って 池塘の方を眺める。
また少し登って
今度は 千畳ヶ原の方。
三峰に登り切ったら、
奥に稲倉岳が見えてきた。
三峰から先は、
日本海や庄内平野を眺めながら。
この辺り、
遠くに広がる景色を眺めながら歩くのが気持ちいいんだよね。
振り返って見る。
ここを登って・・・
向こうに 笙ヶ岳一峰が見えた。
14:56 笙ヶ岳一峰に到着。
向こうの方、雲が盛り上がってる所は 月山かな?
長坂道を見下ろす。
こっちは まだ歩いたことがない。
来年あたり歩いてみようか?
庄内平野。そして 日本海。
今年は 母と この景色を眺めに来たかったけど、
天気と休みと都合が合わず、残念だったな。
来年、花が咲いてる時期に来ることができたらいい。
ここに来るたびに見下ろす万助小舎。
予想通り 紅葉の中に。
薄暗くなる前に下山したいから ちょっと景色を眺めたら下山しようかな、
と思ってたけど・・・
せっかくなので、
やっぱり あんぱんとコーヒーで一休み。( ´艸`)
冷たい風が強く吹いてるかと思ってたけど、
そうでもなかったし。
ぼ~っと景色を眺めながら20分ほど休憩した後、
もう一度 紅葉の中の万助小舎を見下ろし・・・
長坂道の方を見下ろし・・・
ヒダヒダを眺めて・・・
下山することにした。
下山開始 15:15。
この時期、この時間に下り始めるのは初めて。
そんな感じなのかな。
・・・④へ続く・・・