『乳首』から広場へ下りたところで、
3人の方たちとお会いした。
「これから くろがね小屋の方へ行くんですか?」
と訊かれ、そうしたいのだけど 時間が心配だと答えると、
「くろがね小屋の方を通って 3時間くらいでは駐車場に戻れるんじゃないかな~」
とのこと。
無雪期のコースタイムで2時間40分ほど。
・・・少し雪があって、滑らないように下っていかなくちゃならないし、
いつものように あちこちで立ち止まってしまうだろうけど、
15時半頃までには駐車場に戻れるようにすれば・・・
と考え、周回することにした。
12時半頃、安達太良山山頂下の広場から 周回コースへ。
ああ、なんてこと!
暗くなる前に帰宅したいと思っていたはずなのに、
暗くなるのを覚悟で 周回することにしちゃうなんて。(;^ω^)
でも・・・
こんな景色が目の前に広がっていたら、
時間があるのなら やっぱり歩いて行ってみたくなるよ~。
日陰で暗くなっちゃったけど、
風紋も素敵だった。
『 牛の背』というところを歩いていく。
ここにも ゲゲゲの鬼太郎の『目玉おやじ』がいた。( ´艸`)
とにかく、
今まで見たことのないような風景が広がっていて、
ワクワクしっぱなし! \(^o^)/
山頂をふり返って見る。
足元には チビチビなエビのしっぽたち。
歯ブラシみたい?!
赤茶色の地面が見えているところも。
不思議な光景。
天気の良いので、次々に登山者とすれ違った。
人の姿の小ささが、
この景色の広さを教えてくれる。
さえぎるものの無い稜線。
強風の時は 大変だろうな・・・。
( 前日は かなりの強風だったそう。翌日も 強風の予報。)
山頂下の広場で声をかけて下さった3人の方たち。
お一人は 仕事のため福島に来ていて、
お二人は 東京からとのこと。
途中、いろいろお話しながら歩いた。
『沼ノ平』。
荒々しい風景。
分岐から『峰の辻』の方へ向かう3人。
『馬ノ背』経由『鉄山』・・・の方にも、
いつか歩いて行く機会があるかなぁ。
今日は、こっち。
牛ノ背の稜線をふり返る。
向こうから登ってくる人たちの姿も。
何度も 山頂の方をふり返って見る。
稜線に 小さく人の姿。
真っ白なサンゴみたい?!
『峰の辻』に来た。
向こうに進んで『勢至平』の分岐に行く道もあるけど・・・
くろがね小屋の方へ行きたいので 左へ。
ちょっと下って 山頂をふり返る。
この後 山頂は見えなくなるからね。
こっちへ下る。
向こう側の斜面には あまり雪がないですな。
この先、ちょっと急な下り。
たくさんの人が歩いて踏みかたまった斜面が とっても滑るので、慎重に下った。
それでも、2度ほど尻もちをついた。(;^ω^)
足元に気を付けながら下っていって・・・
ふと見ると、木々の向こうに小屋が!
『くろがね小屋』だ~!
ここだったのか~。
ホントは1泊してみようかと思って ネットで調べたら、
この日だけでなく、
すでに12月も1月も 土曜日は予約でいっぱいだった~。(;^ω^)
1年中利用可能で 温泉もある小屋。
雪の時期や紅葉の時期なんか、登山客でにぎわうんだろうな。
いつか、平日に休みをとって 来てみようかな。( ´艸`)
真っ赤な実をたくさん付けたナナカマドの向こうに、
鐘を鳴らして入っていく登山者の姿が見えた。
時間に余裕が無くてお風呂に入れなかったけど、
小屋を見ることができただけでも良かったな。
さあ、ここからは 駐車場めざして下るぞ。
・・・④へ続く・・・