金姥から山頂へと向かう道に
登山者がの列が ずう~~っと続いているのが見えたので、
突然思い立って・・・
月山山頂とは反対の姥ヶ岳に登ってから
ぐるっと遠回りして行くことにした。
姥ヶ岳山頂から 向こうへ下って・・・
リフト上駅に下る手前の分岐から左へ入って行こう。
盛りの時期は過ぎたけど、
まだ ヒナウスユキソウが 咲いていた。
ふり返って見る。
私が これから行くのは こっち。
ガンコウランの葉の中に ミヤマリンドウ。
ウメバチソウ。
よく見ると、とっても可愛いつくりだな。
花それぞれのつくり・デザインの可愛らしさ・素晴らしさに
感動させられること多々。
ガンコウランの実、み~つけた。
昨年8月下旬に大朝日岳に登った時、
大朝日岳~小朝日岳の稜線に ガンコウランの実がたくさんなっていて・・・
しゃがんで写真を撮ってた私に
「それ、熊も好きな『ブルーベリー』だよ。食べられるよ。」
と声をかけてきて 食べてみせてくれた人がいたなぁ。
・・・真似して食べてみたら 甘酸っぱかった記憶がある。(;^ω^)
向こうに 姥ヶ岳山頂が見えてきた。
遠くの景色を眺めながらの木道歩き。
姥ヶ岳の向こうに下って・・・
牛首下分岐から あの草原の中の木道を 牛首へと歩いていく予定。
ふり返って見る。
11:02 姥ヶ岳山頂に到着。
木道を歩いて西側に行ってみると、
朝通ってきた施薬小屋の建物が見えた。
遠くに おなじみの金峯山~鎧ヶ峰~母狩山~・・・
さらに遠くには、うっすら高館山も見える。
姥ヶ岳山頂を過ぎて 下っていく。
朝日連峰が見える~! \(^o^)/
足元には キンコウカ。
( もうすっかり終盤。)
3人並んで座って 景色を眺めてる。
こっちにも、並んで座って 景色を眺めてる人たちの姿が。
うん。
ホントに、座って のんびり眺めたい景色が広がっている。
下の方に、
これから歩く木道が見える。
では、分岐から牛首の方へ。
ふり返って見る。
ここが黄金色の草紅葉になる頃も見事なんだよなぁ。
あの木道を歩いて 旧姥沢小屋の所に出る道も また歩きたい。
風が 草の上を渡っていく。
右は 今 下って来た道。
左は 旧姥沢小屋の方への道。
ここが その分岐。
写真では わかりづらいけど、
イワイチョウが たくさん咲いていた。
こんなにたくさん かたまって咲いてると
見られてるみたいだな。(;^ω^)
見上げた斜面のあちらこちらに チングルマ。
いつ頃まで 雪渓が残ってたんだろう。
ふり返るたびに 朝日連峰を眺める。
木道の登り下り、実は苦手。(;^ω^)
何度も立ち止まりながら進む。
目の前には いろんな緑。
その向こうには青のグラデーション。
苦手な木道の登り。
小沢の水音が 一瞬癒してくれる。
雪渓の上を歩いてるように見える。( ´艸`)
実は 雪渓の向こうに登山道アリ。
ジリジリした陽ざしの下でも残ってる雪。
すごいな。
そうそう、
途中たくさんの人が休憩してるところで、
ラーメン作ってる方と ちょっと話をしてきた。
「 山頂付近は風があるから、下ってきて ここで食べようと思って。」
・・・だそう。
7月に朝日連峰を縦走したそうで、
「縦走するなら、水場のことを考えて 大朝日岳→以東岳の方向がいいよ。」
と アドバイス下さった。
・・・ありがとうございます。
どっちから歩いても 水はありそうだけど・・・
どうなんだろう。
木道から 石の道に変わって少し登ると・・・
牛首に到着。
さあ、ここから山頂へ向かいますぞ。
北側を見ると、
雲の上に 鳥海山がチョコンと顔を出していた。
霞み気味の庄内平野。
遠回りして時間をずらしたから
いくつもの団体客が続いて登ってる状況ではなくなっていたけど・・・
今度は、下山する人たちが次々にやってくるのだった。 (;^ω^)
この時期は、一日中 登山者でいっぱいなんだよね。
雲の影が 西から東へと 山の斜面をすべって行く。
私が登って来たのは、あの品倉尾根の向こう。
何度も眺める朝日連峰。
そして、今 登って来た道。
旧鍛治小屋跡。
母が若かった頃は まだ小屋があって
ここで休憩したらしい。
山頂付近の台地に上がって 山頂小屋や神社の方を見ると・・・
予想はしてたけど、人がいっぱい!
う~む。
人がいっぱいの所が苦手な私。
どうしよう。向こうまで行く?
・・・③へ続く・・・