千畳ヶ原へと下り始めて間もなく、男性二人が登ってきました。
河原宿の方から来たというので 道の様子を訊ねると、
「ガスは時々流れてくるけど 道はハッキリ見えるから大丈夫」
とのこと。
ホッとして進む。
黄色のウサギギクに 元気をもらって下った。
急な下りの階段の途中で向こうを見ると、
これから歩く木道が見えた。
緑の斜面に黄色くたくさんの点々が見えるのは・・・
黄葉したイワイチョウの葉だった。
トウウチソウの葉。
緑のもあれば 紅葉したものも。
ベニバナイチゴの実。
今年、何度か食べてみてるけど、
今のところ 全部すっぱくて ちょっとシブイ。 (;^ω^)
まだ咲いてるハクサンフウロも。
黒と茶のコオロギ?
大きな枯れ沢の蛇石流の分岐。
向こうのピンクテープは 万助道の入り口。
千畳ヶ原は こっちへ。
枯れ沢のようなところをちょっと進み、
奥にあるピンクテープの所から左へ入る。
ここからは しばらく木道歩き。
ふり返ると・・・ガス!
千畳ヶ原の草紅葉は、もう少しというところ。
また ふり返って見る。
T字分岐が見えてきた。
ここを渡って・・・
ちょっと登ると、すぐ・・・
T字分岐。
標示が新しくなってる。
私は ここを直進して 河原宿の方へ。
歩きたいと思っていた千畳ヶ原を ぐるっと見回してみる。
草紅葉にはあと少しだけど、
緑・黄緑・黄・オレンジが入り混じった草の風景がステキ。
ふり返ると
さっき歩いてきたほうは ガスで真っ白。
これから行く幸治郎沢、ズーム。
今のところちゃんと見えてる。
あの枯れ沢を渡る。
ここは、
石の上を渡り歩いて 斜めに突っ切っていく。
渡り終わってから ふり返って見る。
初めてここに来た時 ちょっと分かりにくくて戸惑ったけど・・・
よく見ると、ちゃんと矢印がついているのだった。
ふり返る。
あの辺りにも 黄葉したイワイチョウの葉がいっぱいあったな。
黄色の花畑みたいに。
近づいてきましたな。
ようやく聞こえた水音。
チョウジギクじゃないですか!
こんなふうに水のある場所を好む花なんですな。
これは、幸治郎沢に登る手前に咲いてる
よかった。ガスが晴れてる時で。
では、幸治郎沢、のぼりま~す!
次の一歩を置く場所を探しながら
両手両足を使って登っていく。
途中まで登って 千畳ヶ原をふり返る。
壁のように立ちふさがる場所も。
でも、必ず登れる場所があるので、
焦らずに 手をかけたり足をのせたりするところを探して登っていく。
面白くて、 夢中になって登ってしまう。( ´艸`)
ふり返ると、
こんなふうに千畳ヶ原を見渡せるように。
ふり返った景色が素晴らしくて、
何度もふり返りつつ・・・
10分ちょっとで 幸治郎沢を登った。
登りきると 道は右へ。
少し石ゴロゴロの道を登っていくと・・・
木道に出る。
この分岐から5分ほどで月山森に登れるけど、
今日は パス。
ハイマツの中のダケカンバ?
オモシロイ風景。
月山森はサッと晴れたけど、
河原宿の方は ガス。
ふり返って見て
今歩いてきた方に 青空があると うれしい。
山頂の方には けっこうガスが。
私が登っていく頃には 晴れてくれるといいけど。
河原宿小屋が見えてきた。
11:05頃 河原宿に到着。
この時間、他に登山者はおらず、私一人。
山頂の方を眺めながら、早めの昼食としよう。
私が 昼食を食べていると、
「ガサガサッ・・・」
ネズミが走る時のような音が! (@_@)
ふり返って 小屋の建物の方を見ていると、
隙間から顔を出したのは・・・
・・・④へ続く・・・