「ついてっても いいですか?」
「いいよ~」
Iさんを先頭に 西川山岳会の何人かが歩き出すようだったので
私も付いていくことにした。( ´艸`)
よろしくお願いしま~す! \(^o^)/
( 時々立ち止まるから、遅れちゃうだろうだけど・・・。(;^ω^) )
!!!!!
朝日連峰の主稜線が見えてきた!
曇り空だけど、
穏やかで 遠くの山々まで見える。
1週間前の障子ヶ岳では ガスで景色が見えなかったので、
その分の期待も高まる。
Iさんの口から次々に(絶え間なく?)繰り出すダジャレとギャグに笑いながら
賑やかに登っていく。
時々 Iさんならではの 山についてのお話を
「へえ~! ( ゚Д゚) 」なんて聞きながら。
カタクリの花は もう終わり。
ポツンと残っていた花も こんな感じ。(;^ω^)
それでも、会えると嬉しいな。
咲いててくれて ありがとう!
サラサドウダンは 真っ盛り!
いろんな色・濃さの花が ザランザランと咲いていて
音が鳴りそうだった。
!!!!!
奥に見えるのは・・・竜門山!
その稜線を右にたどると・・・竜門小屋が小さく見えるではないか! \(^o^)/
!!!!!
左前方を見れば・・・
左から 小朝日岳~大朝日岳~中岳~西朝日岳!
うわ~い! \(^o^)/
「今日は (朝日主稜線)全山 見えるぞ~」
とIさん。
「やった~! 今日来てよかった~! \(^o^)/」
高揚した気分で 登っていく。
向こうのピークに 人の姿が。
(竜門小屋も 見えてるよ~)
!!!!!
右前方に 寒江三山~以東岳! \(^o^)/
竜門小屋に荷物を置いたら 寒江山まで花を観に行きたいんだけど・・・
どうだろうか?
それにしても、
朝日連峰の山々が こんなにハッキリ見えるなんて!
「先日 障子ヶ岳に同行させてくださったKさん・Mさん・Tさんにも
見せてあげたいなぁ・・・。」
と思った。
尾根・谷・尾根・谷・尾根・・・
そのヒダヒダが美しい・・・。
しばし立ち止まって見とれる。
つい 遠くの山々のすばらしさに見とれてしまうけど、
足元の花たちも 素敵。
じゃ・じゃ~ん!
ヒメサユリ登場! \(^o^)/
まだ蕾のものが ほとんどだったので、見頃はこれから。
前を行くIさんたち。
こんなふうに以東岳を眺めながら 登ることができるなんて!
幸せだぁ~! \(^o^)/
11:00頃 清太岩山に到着。
山頂付近の斜面には 真っ赤に実ったイチゴが たくさん!
登ってきた方をふり返ると、
さっきすれ違った人の姿も 向こうから歩いてくる人の姿も
小さく見えた。
清太岩山の山頂からは 朝日連峰主稜線の眺めが とっても良い。
素晴らしい景色を眺めつつ、
自分が今ここにいることが信じられないような気持ち。
三等三角点あり。
向こうにユーフン山。
その向こうに 雪渓があちらこちらに残る竜門山。
竜門小屋も 小さく見える。
目指す所が 少しずつ少しずつ 近づいてくる。
こちらは大朝日岳側。
昨年・一昨年歩いた稜線と今年歩きたい稜線を眺めつつ歩く。
清太岩山からユーフン山へは、
一度 グッと下る。
ゴロゴロした石がたくさんあって、気を付けながら下った。
急坂の下りに入る手前で
実がいっぱい付いたブナが目に入った。
え~ こんな下りがあるの?!
「今日は まだいいけど、
明日 下山の時に 疲れた体で ここを登るのは キツそうだなぁ…(;^ω^)」
などと考えてしまった。
登山道の少し下に 掘れている場所アリ。
ここで立ち止まって Iさんが手を叩いた。
「ここ、音が反響するんだよ」
確かに!
音が反響して あちらこちらから聞こえた。
今下って来た斜面の方からも。
登り返しま~す。(;^ω^)
清太岩山をふり返って ズーム。
こっちを見てる人たちもいるぞ。( ´艸`)
( これと似た光景があったなぁ・・・と思ったら、
摩耶山に行った日だな。
山頂から倉沢コースの方へ少し下った所から、鑓ヶ峰に登った時だ。( ´艸`))
背高の尾っぽのスミレ。
少し登って またふり返ってズーム。
清太岩山の向こうに 月山! \(^o^)/
実際には こんな感じ。( ´艸`)
「この松の実を 熊も食べるんだよ」
と、前を歩く方(青森から 月に一度はいらっしゃるという方!)が教えて下さった。
この虫、あちらこちらで見かけたけど、何ていう虫だろう?
左前方には 大朝日岳~中岳~西朝日岳。
こんな景色を眺めながら登れるなんて、うれしすぎる!
11:45頃 ユーフン山に到着。
ここからの景色も素晴らしい! \(^o^)/
ふり返って見ると、
さっきまでいた清太岩山が 小さく見える。
遠くで 月山が ずっと見守ってくれてる。
主稜線を眺めるIさん。
黄緑のTシャツは『ひがしね さくらんぼマラソン 2017』。( ´艸`)
昨年、参加されたんですね!
私も 数回参加しましたよ。( ´艸`)
(メイン会場の自衛隊駐屯地、広くて 木々がたくさんあって いいんですよね。
ゲストの高橋尚子さんとハイタッチしたこともありました。)
「雪渓を登ってる人がいるなぁ」
とIさんが言うので 見てみると・・・
いるいる!
これから私も あの雪渓を登るのかぁ。
竜門小屋との間に見えるピークを『ワシの餌場』と呼ぶそう。
イヌワシたちは、付近でとってきた餌を あのピークで食べるのだとか。
「竜門小屋からも その様子が見えてねぇ、
『人がいるかと思うと ワシだった』なんてこともあるよ」
・・・イヌワシ、翼を広げると すごく大きいんだろうな・・・。
イヌワシを見ることができるポイントが この周辺山域にいくつかある、
と教えてくださった。
・・・観てみたい!
休憩している辺りに、
いろんなチョウが飛んできては ヒラヒラと飛びさっていく。
たまたま 近くに止まったのを撮ってみたら・・・ギフチョウみたいな色・模様。
何のチョウかな。
よく見ると 虫たちも たくさん。
「私が この2日間で 見たり感じたりするものが いっぱいあったとしても、
それは この山の ほ~んの一部なんだなぁ・・・。」
と思う。
10分ちょっと休憩し、いよいよ竜門山へ。
ここで立ち止ったIさん。
この辺りに 熊の通り道があるのだと教えて下さった。
尾根の北側の右下にある 雪渓のそばの水場に水を飲みに行き、
尾根を越えて 反対側にある住処に戻るのだそう。
動物たちが暮らす場所を歩かせてもらってるんだなぁ。
小さなアップダウンを繰り返しながら
ワクワクした気持ちで登っていく。
「思い切って 来て良かった~!」
と、何度も言いながら。
ふり返って見る。
歩いてきた道が こんなふうに見えるの、いいな。
歩いていく方を見たり・・・
ふり返って見たり・・・
足元を見たり。
寒江三山が 大きく見えてきた。
その奥の以東岳も。
あの稜線を歩く日は ホントに来るだろうか?
アザミも もうすぐ咲きそう。
コバイケイソウ。
昨年は あまり咲かない年だったと聞いたけど、
今年はどうなんだろう。
細い枝のトンネルあり。
竜門山の山頂直下の雪渓が 近づいてきた。
けっこう急に見えるけど、どんな状況なのかなぁ。
前に歩いた人たちのステップがあり、
ありがたく利用させてもらった。
いったん夏道になり・・・
また雪渓。
滑らないように 足元に気を付けながら登った。
ちょこちょこ景色を眺めながら。( ´艸`)
ふりかえって見る。
夏道に上がって 少し登ると・・・
12:50 竜門山に到着。
標示には『竜門山』という文字はなく、
どれぞれの向かう先を示している。
この奥へと進めば 西朝日岳~中岳~大朝日岳へと続く。
私が 進むのは、
ここから右に下る道。
10分ほど下ると、いよいよ竜門小屋だよ!
「うわ~。ホントに来ちゃったなぁ! \(^o^)/」
・・・③へ続く・・・