1月初めより かなり雪が増えていたけど、
道ができていたので 意外にも 楽に山頂まで着いてしまった。
さてさて 山頂は・・・?
・・・の前に、
鳥居をくぐってすぐ左にあった新しい看板を見て
思わず笑ってしまった。
「御入山前にトイレをお済ませください」のイラストに。( ´艸`)
前方を見ると・・・
先に行ったお兄さんたちの頭が チラッと見え・・・
前の方は 一歩一歩下りている・・・
ということは
けっこう段差があるんだな。
階段状の所を下り、
舗装されたところに いったん下りてから
そのまま 本殿の方へ。
(本殿の屋根には雪が無かったので、大丈夫と判断。)
前の方を先頭に 雪山に道を作りながら。
お兄さんたちも スニーカーでついてきた。
途中 何度かズボッと埋まりながら 山を越えた。
駐車場の方へ行って、
また レストハウスで 甘酒をいただこう。
山頂付近も
1月の初めに比べて かなり雪が積もっていた。
両側に 雪の壁。
道の左側の茶店の方には 行けない。
初詣シーズンは、ここから 向こうの茶店に行けたのに。
正面の方から見ると
店が ホントに埋もれてる感じ。
雪の多さに驚きながら 駐車場わきのレストハウスの方へ。
アスファルトの上に薄っすら雪が積もり、
気泡で 水玉模様ができていた。
レストハウスに着いてふり返ると
なんと青空が広がっているではないか。
下山まで この青空が続いてほしいのだけど・・・。
店の前で雪を落とし
中に入って あったかい甘酒をいただいた。
帰ろうと支度をしている時、店に入ってきたグループが。
その方たちに「こんにちは~」と挨拶して 何気なく見たら、
その中に知ってる方がいた!
この日は 大山スポーツクラブのイベントで 石段を登ってきたのだそう。
私より先に登り始め、齋館で昼食を食べてきたとのこと。
「私たち18人で来たから、道ができてて登るのが楽だったでしょ?」
そうでしたか。
ありがとうございました。
13:40 大山の方たちに挨拶し、帰ることにした。
外に出たら・・・
さっきの青空がウソのような天気。(;^ω^)
しかも、
なんと雷が!
落ちたりしませんように!
と祈りつつ、急ぎ足で石段の方へ歩いた。
石段へ下る鳥居も この通り。
雷は2回鳴った後 聞こえなくなった。
その代わり
細かい雪が降り出した。
粉雪が付いた杉の樹皮、きれい。
登りは 大山の方たちがつくった道を歩いたけど
下りは 足跡の無いところをズボズボ行っちゃうぞ。
ふり返って見る。
膝くらいまでの雪の中を
ズボズボ・・・
大きな歩幅で
滑り降りるような感じで ズボズボ・・・
木の後ろ側に回って 普段は通らないところをズボズボ・・・
ふり返って見る。
細かい雪がうっすら付いた杉並木が キレイで
立ち止まって眺めたり・・・
石段の両側の 水墨画のような景色がステキで
立ち止まって眺めたり・・・
微妙な色の濃淡に見とれて
立ち止まって眺めたり・・・
晴れてる時は もちろんいいけど
こんな時の景色も きれい。
二ノ坂も あっという間に ズボズボ下ってきて・・・
ふり返って見る。
今度は 左上に上がって・・・
ここを歩いて行ってみよう。
(石段の道は右下に見える)
ふり返って見る。
こういうのが
積雪期ならではの楽しみ。
調子に乗って歩いていて
木のすぐそばに足を置いてしまい、
片足が ずっぽり埋まって やっと抜け出した。
アブナイ、アブナイ・・・。(;^ω^)
ちょっと歩いてから またふり返って見る。
おもしろかった! \(^o^)/
・・・と、
次第に風が強くなってきて
一時 吹雪に。
「つめたいよ~ (´;ω;`) 」と思いつつ・・・
それでも 杉林がきれいで キョロキョロ。
写真では わからないけど、
ただの灰色ではなく
深緑やこげ茶が混ざった色の濃淡。
本当に美しくて感動する景色だった。
あっという間に 一ノ坂も下り・・・
もうすぐ 五重塔。
雪景色の中の五重塔も いい。
滝の方にも行ってみよう。
今日は まだ誰も歩いていないようで 道がなかったので
慎重に 橋の真ん中あたりを歩いて。
この日の滝。
水量が少なくなってた。
また橋を渡って 向こうへ戻ろう。
川の中の石に積もった雪。
クリームみたい。
来たときは 右側の神社の扉の前を歩かせていただいたけど
帰りは この雪山を乗り越えていこう!
踏み固めながら歩いて・・・
越えてきた!
あとは 随神門まで もう少し。
13:40 随神門に到着。
下りのズボズボ歩きに大満足(笑)。
楽しかった~! \(^o^)/
『日本国』に行けなくて残念だったけど
羽黒山石段、登ってよかったな。
・・・と思いながら 運転。
自宅に向かう途中 ふり返ると
羽黒山の方は 真っ白だった。