平地の雪が ほとんど解ける頃になっても、
少し高い山の上には まだまだ雪が。
1年目は この時期 低山の山歩きばかりだったけど、
2年目は 先輩たちから 雪の残る山に連れて行っていただいた。
★3/26 虚空蔵岳
月山北側に見える台形の真っ白な山、虚空蔵岳へ。
雪面にのびる空色の影を眺めながら登り・・・
動物たちの足跡を、何度も立ち止まって眺めながら歩き・・・
急な斜面をじジグザグに登り・・・
ヤセ尾根を いくつも登っていくと・・・
スカッ!と視界が開け、
おなじみの金峰山~鎧ヶ峰~母狩山~湯ノ沢岳・・・が見えた。
この先登る 目の前のブナ林の急斜面や 向こうの真っ白な斜面に
息をのみつつ・・・
一歩一歩登っていくと、
今まで歩いたことのない景色の中へ。
ふり返って見ると、
歩いてきた尾根が ポコポコ見えました。
(写真奥の左から右へ登ってきて、そこから手前の左の方に来た)
南に進路を変え、虚空蔵岳山頂の方へ。
山頂直下のかたい雪壁を
一歩一歩 蹴り込むように登っていくと・・・
普段見ているのとも 姥沢側からのとも違う 月山が
目の前に 聳えていた。
( 太陽が眩しくて、よく画面が見えないまま撮ったので、変。( ノД`) )
★4月下旬 月山(姥沢口より)
天気良し!
姥沢駐車場からの朝日連峰の眺めも良し!
旧姥沢小屋近くの斜面からスタート。
リフトの方から来る人たちも たくさんいた。
途中で アイゼンを装着。
スキーヤー、ボーダー、いろんな人が。
黙々と 一歩一歩 登っていた。
山頂近くの台地に上がると、
風の強さに ビックリ。
雄大な景色を眺めながら 下山した。
( 人の姿が 小さな点々になって見えた。)
★5/5 鳥海山(鉾立~笙ヶ岳)
家の周りの田んぼには すっかり水が張られた5月の連休に
笙ヶ岳へ。
鳥海ブルーラインに入って間もなくの集落では
車の窓から美しい枝垂れ桜を眺めた。
天気は下り坂だったけど、
朝のうちは青空が広がっていて、
雲が次々に姿を変えながら流れていた。
夏道は 雪の下。
前を行く先輩たち。
ふり返った景色も素晴らしかった。
御浜へ、山頂へと向かう人たちの姿が 向こうの斜面に見えた。
私たちは 笙ヶ岳の方へ。
笙ヶ岳の東側に雪庇ができていた。
手前に 岳三峰へと登り始めた先輩の姿あり。
私の後ろには、
私より さらに何度も立ち止まって写真を撮っているMさんが。
笙ヶ岳一峰から下を覗くと、
小さく小さく 万助小舎が見えた。
こんなに白い景色の中だけど、
笙ヶ岳山頂の日当たりのよい所では、
すでに芽を出している植物も。
春を感じながらの雪の笙ヶ岳だった。
帰路、
ふり返って見た鳥海山の上の方は、
雲におおわれていた。