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ふと目にとまったものや感じたことを写真と言葉で綴るBLUEの日記。

◆山歩き2年目をふり返る①…山の先輩たちと知り合い、独りでは行けない山へ。



山歩き2年目は、
先輩方と知り合い、「自分一人では ちょっと行けないな…」という山に
連れていっていただいた。



★2月中旬 熊野長峰~虚空蔵山

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虚空蔵山の山頂までは行かなかったけど、手前の神社まで。
おなじみの金峰山~鎧ヶ峰~母狩山~湯ノ沢岳が、
いつもと見ている反対側から眺めることができた。

 


★3月末 虚空蔵岳

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夏道の無い積雪期限定の山。
しかも、天気や雪の状況など 条件が揃わないと 山頂まで登れないという。
そんな山に、
「こんな天気の良い日は なかなかないぞ!」という日に登ることができた。


山頂からは、見たことのない角度からの月山の姿が見えて感激した。

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★4月中旬 鳳来山(鳥海山)

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途中にある『南校ヒュッテ』の中をのぞかせていただいた。
とても手入れが行き届いていて、
大切に管理・使用されていることが伝わってきた。


登りの途中、芽吹きを迎えたブナの大木に出会った。

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しばらく その木を 下から眺めていた。




★4月下旬 羽黒山(鉢子登山口より)

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「羽黒山といえば 随神門から」だった私。
庄内町の方に こんな古道があったことを初めて知った。(;^ω^)


早春の花が咲き 所々に残雪のある道歩き・・・
山頂の手前で「ここに続いてる道だったのか~」と驚く。

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★4月末 藤倉山

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イワウチワをはじめとする春の花がたくさん咲く急登を進み、
ブナの林のある山頂へ。
下りは、ヤセ尾根の急な坂が続く道を歩いた。


ヒトリシズカが咲いているのを初めて見ることができて 嬉しかった!

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★4月末  月山(姥沢より)

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真っ白な月山に登るのは初めて! 
雄大な景色。雪原を歩く人の姿が点々と続く様子。
別世界にいるような感覚だった。


山頂近くの台地に上がると、ものすごい強風。
やっぱり山頂付近の風は違う!
立っていると吹き飛ばされそうで、思わず座り込んだ。

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★5月初め 鳥海山(鉾立~笙ヶ岳)

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 夏と秋にしか登ったことのない鳥海山。
春の鳥海山の景色に感動!


登山者、スキーヤー、ボーダー。
それぞれ思い思いに雪の上を歩いている様子が印象的だった。

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★5月下旬  鶴間池(鳥海山)

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「残雪と新緑の鶴間池に連れて行ってください!」と先輩にお願いし、
5月のちょうど晴れた日に行くことができた。

ブナの新緑や根明け、木漏れ日の揺らめきを うっとり眺めながら
下っていくと・・・


白と黄緑と空色の風景があった!

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★6月中旬 白鷹山&富神山

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白鷹山の山頂の少し奥に 絶景ポイントあり。
遠くに大朝日岳や祝瓶山も見える景色を眺めながらの昼食は最高だった。 


ヒメサユリが咲く道を登った富神山の展望台からは
蔵王連峰が一望できた。

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★6月中旬 摩耶山(倉沢口より)

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鎖とロープが連続する急峻なコース。
時々ふり返って見る景色もすごかった。


過去2回 別のコースから登った時は、山頂まで登って折り返したけど、
この日は、山頂から少し下ってから
写真の中ほどに尖がって見える鑓ヶ峰(右側)にも登ってみた!

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★6月下旬 鳥海山 御浜

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青空と山肌の残雪とハクサンイチゲの群生に、しばし立ち止まって眺めた。
この日、御浜にて 初めての小屋泊。


のんびりゆったりと 山の時間を過ごすことができた。

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★8月上旬  鳥海山 矢島口より

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初めて秋田県側の矢島口から登った鳥海山では、
ここが火山であることをあらためて感じた。


遥か昔から続く時間の流れの中に 自分がいるんだなぁと思った。

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★9月下旬  栗駒山~秣岳

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「紅葉の栗駒山に ぜひ!」と登米市のMさんから連絡をいただき、
天気と仕事が合った日に向かった。


須川温泉口の湯気の中からスタートし、昭和湖や地獄谷を眺めながら登った先には
赤・オレンジ・山吹・黄・・・鮮やかな紅葉の山肌が待っていた。

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★10月中旬 大鳥池~以東岳

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「今年も、大鳥池の鏡のような水面に映る紅葉を観たい!」
と 日帰りで登ってきた。
新しくできた以東小屋の中を見学し、
「来年は この小屋に泊まって 朝日連峰を縦走するぞ~!」
と、また思ったのだった。

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★11月上旬 温海嶽

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「クマに会いそうで独りでは行けないけど 登りたい山」の一つ、温海嶽。
この日はMさんと一緒に。

谷間の沢にかかる木の橋を何度も渡り、ブナ林を進んで 山頂に到着。
下りは尾根を下っての周回で。
緑の濃い季節にも歩きたい山だった。

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自分の世界に浸って 自分のペースで のんびりゆっくり歩くのもいいし、
他の方と 楽しくお喋りしながら歩くのもいい。
そして、
自分独りでは行きづらい山に 誰かに連れて行っていただいて
また少し世界が広がるのも嬉しい。

そんなことを感じた2年目だった。