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陽の光が 上から注ぐようになった。
これから歩いていく方には・・・
ツボ足。スキー。たくさんの跡。
ふり返って見る。
一歩一歩登ったところも
下りは あっという間。
3人のスキーヤーらしき姿が。
さっき牛首辺りにいた人たちのようだ。
斜面を見上げる。
これから歩いていく方。
雪庇が見えるのは 姥ヶ岳。
ふり返ったり・・・
斜面を見上げたり・・・。
雪庇、ズーム。
広い雪原を独りで歩いていると
何だか不思議な気持ちになった。
時間の感覚が無くなってしまうような。
ん?
下の方を ツボ足で歩いている人がいるぞ。
さっき 三角点の所で会った天童の方かな。
雪の上は どこを歩いてもいいんだから
私も、登りとはちがう あの辺りを歩いてみればよかったなぁ。
・・・と
ちょっとガッカリしながら ここを行く。
気になって 何度も下の方を見る。
リフト上駅が見えてきた。
姥ヶ岳の方から 圧雪車が下ってきた。
登りの時と同じ、旧姥沢小屋の裏に続く尾根に入る。
登りの時より雪がやわらかくなっているので
足元の割れに気をつけながら下った。
少し行くと、
さっき斜面の下の方に見えた3人のスキーヤーがいた。
新潟からいらしたそう。
「朝日連峰を眺めながら滑っていけるなんて サイコーだね~!」
と言いながら 気持ちよさそうに滑り降りていった。
姥沢駐車場が近くに見えるようになった。
気持ちよさそうだなぁ、スキー。
こんなに急な斜面を登ったんだ・・・
と思うくらい急だった。
でも
シャーベット状だから どんどんガツガツ下ることができた。
下ってきた斜面をふり返って見る。
何だか気になる向こう側。
やっぱり気になる向こう側。
車道に下りてきた。
14:55 駐車場に戻り
今日歩いたところをふり返って見た。
真ん中の尾根に上がって・・・
右に見える月山に登ってきたんだ。
楽しかったなぁ。
今日も大満足で帰路についた。
途中、木々の間から
大朝日岳と小朝日岳が見えた。
この時期の大朝日岳は どんな感じなんだろう?
・・・と思いながら下った。
R112の途中の駐車スペースにて
月山~姥ヶ岳をパチリ。
自宅の近づいてきてから 月山をパチリ。
今日 あそこに登ってきたんだ・・・。
ほんの2・3時間前に あの山頂にいたなんて
不思議な気持ち。
月山、素晴らしい景色をありがとう! \(^o^)/
また行くよ!