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ふと目にとまったものや感じたことを写真と言葉で綴るBLUEの日記。

◆'21/04/24 金峯山~鎧ヶ峰~母狩山④

 

11:53 鎧ヶ峰まで戻ってから ゆっくり休憩することにして
      下山を開始。 

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と言っても、
登って来るとき以上に 景色や花を眺めながらの超のんびりペース。(;^ω^) 

  

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山頂での休憩を終えたグループの方たちが あっという間に追いついてきたので
「お先に どうぞ」
と 道をお譲りした。 

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そのグループの先頭を歩いていたのは、
以前 虚空蔵岳にご一緒したKさんだった。 

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Kさんたちは、
谷定の方から登ってきて 金峯山の方へと下るとのことだった。  

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賑やかなお喋りの声や笑い声を響かせながら、
皆さんは あっという間に下って行った。 

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これから下って行く鎧ヶ峰と金峯山を見下ろし、
その向こうの庄内平野や奥の鳥海山を眺め・・・

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ブナの木々を眺めながら下って行く。 

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白っぽいショウジョウバカマ。 

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ブナの花が いっぱい。
今年は 実が豊作かもしれないな~。 

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さぁ。急坂の下りに入るよ。
落ち葉が積もっていて滑りやすいので 気を付けてゆっくり下る。

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木々の間から チラチラと鎧ヶ峰・金峯山が見えた。 

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どうなってるの? 
と 思わず見入ってしまうブナ。 

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雪の重みで倒れていた枝が 急に音を立てて起き上がって
ビックリ。(;^ω^) 

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先を行くKさんたちのにぎやかな声は、
あのピークの手前から聞こえてくる。 

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落ち葉が たくさん積もって滑りやすい急坂を、
ロープのお世話になりながら下った。

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ショウジョウバカマの葉の間から顔を出したツクバネソウが
何だかカワイイ。( ´艸`) 

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さっきまで 雲のない真っ青な空だったけど、
西から薄い雲が流れてくるようになった。 

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スゴイ曲がり方のブナですなぁ・・・。(;^ω^) 

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雪が融けて間もない斜面に カタクリ。 

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急な下りが続く。

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残雪の上は、先行者の跡を使わせていただいて下る。 

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クネクネと続く急な尾根道が見える。 

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どんどん急坂を下って・・・
鎧ヶ峰の高さに近づいて来たよ。  

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ヤマザクラの葉の色も好き。 
ヤマザクラの花びらが落ちている道を歩くのも好き。

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天気が下り坂なこの日、
ふと見上げた空には 日傘が。 

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午前中には吹いていなかった風が 緩やかに吹き始め
新緑のブナの葉が揺れていた。 

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振り返ると、
木々の間から さっきまでいた母狩山山頂がチラチラ見えた。

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優しい風に揺れるブナの葉たちのサワサワという音が 
心地よい。

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あと何日か経てば、
この尾根道は 新緑のブナの緑のトンネルになるんだろうな。 

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Kさんたちの賑やかな話し声は、
鞍部を過ぎて 鎧ヶ峰への登り返しに入ったようだ。 

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私は・・・まだ鞍部に下っている途中。 

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登山道のそばに けっこう生えていた 赤っぽい葉は
何の葉だろうか。 

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あぁ・・・いいなぁ・・・やっぱり来て良かったなぁ・・・ 

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と、同じことを何度も思いながら歩いた。

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・・・と、

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すでに羽が傷んでしまったギフチョウが 
ヒラヒラ足元に飛んできて・・・

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コシノカンアオイの葉から葉へとバタバタ飛び移っていたと思ったら・・・

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ナント、私のすぐ目の前で産卵を始めたではないか! ( ゚Д゚)

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スゴク感激しながら、
しゃがんで息をひそめて しばらく観ていた。


小さな真珠みたいなタマゴがついてる~! \(^o^)/

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なかなか見ることの出来ないシーンに出逢うことができて感激でいっぱい!

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やっぱり来て良かったな~。

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確かに 金峯山~鎧ヶ峰~母狩山の尾根道には

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カタクリやコシノカンアオイなどが たくさん咲くから

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この時期 乱舞状態になるんだけど・・・

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スゴく貴重な瞬間に出逢えた感激でいっぱいになりながら
また下り始めところで・・・

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!!!!

これから下っていこうとしている辺りで 
「ガサガサ・・・バキバキ・・・」
という音がし始めたではないか!

 

サルも この辺にいるけど、サルよりは大きい。
とすると・・・クマ!

・・・が~ん・・・

 

すぐ向こうの斜面から、先を行くKさんたちの話し声が聞こえているのに・・・
私の少し前で クマの音がする! ( ノД`)

鈴を鳴らしても声を出しても、その音の主は その辺を歩き回っているようで
なかなか動かない。

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困ったなぁ・・・と思ったけれど、
これから 男性2人組が下ってくるはずだと気づき、 

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食事中なのか遊んでいるかのクマの音を聞きながら?
お二人が下って来るのを待っていた。

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20分くらい経っただろうか。

話し声とともにお二人が下ってきたので、
事情を話すと、

「自分たちは以前、もう少し鎧ヶ峰寄りの辺りで
 クマに唸り声を上げられたことがありますよ」

「『みんなで行けば怖くない』ですよ。行きましょう!」
と言って下さったので、ついていくことにした。

 

そこから先は 男性お二人のサクサクペースに合わせて
写真を撮ることなく鎧ヶ峰まで行った。

 

13:54  鎧ヶ峰に到着。

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「ここからは たぶん大丈夫です。
 ありがとうございました! <(_ _)>」
と お二人にお礼を感謝の気持ちとともに。

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母狩山からの下山が 私が一番最後だったら・・・
あのクマの音が聞こえた所から 長い時間動くことができなくなったかも・・・ 。
ラッキーだったな・・・。

などと思いながら、
コーヒーとスイーツで ちょっと一息。
( のんびり休憩する気持ちと時間の余裕は無くなった。(;^ω^) )

 

              ・・・⑤へ続く・・・