鎧ヶ峰から下り切って・・・
今度は 母狩山への登りに入る。
残雪のある山頂も見えてるけれど、
まずは その手前のピークまでの急坂を登っていかなくては。
左側が切れ落ちたところを、足元に気を付けながら登ったり・・・
ひたすら急坂が続くところを
ヒラヒラ飛んだり地面にとまったりするギフチョウに
励ましてもらいながら登ったり・・・
「ひえ~っ・・・まだまだ登るよ~」と思いながら登ったり。
「ちょっと休んでいきなよ~」
とツバキが言ってくれたけど・・・
写真を撮りながらチョコチョコ立ち止まっているので、先へ進む。
花のピークを過ぎたから・・・というわけではなさそうだけど、
こんな色の小さなショウジョウバカマあり。
ピンボケだけど・・・
自分より大きなものを運んでいたアリさん。
振り返ると、
鎧ヶ峰が同じくらいの高さに見えるようになってきた。
雑木の明るい尾根道が続く。
優しいピンク色のムラサキヤシオ。
足元に もうすぐ咲きそうなツクバネソウ。
月山が見えるよ。
木の根がボコボコ出ている狭い道も。
くるんとリボンみたいなのは、藤の実の殻?
木々の枝がなくて遠くの景色が見える所で、
北~北東側の景色を眺める。
鎧ヶ峰から東側に伸びた尾根の斜面に
たくさんのヤマザクラが見える。
さぁ、まだまだ急坂が続くよ~。
ロープがあるところも。
鎧ヶ峰が 低く見えるようになった。
雑木林からブナ林へ。
思っていた以上に登りづらかったのは、
登山道に 落ち葉がたくさん積もっていたから。
木の根や石が隠れていることもあるし・・・
落ち葉そのものが 重なっていて滑るし・・・。
それでも、
開いたばかりのブナの葉や 開きかけのブナの葉の 美しさに
癒されながら 登ることができた。
オオカメノキの花や・・・
タムシバの花も 咲いていたよ。
お、マンサクが まだ咲いているじゃないか。
ちょっと残雪があるところも。
雪だ。
ここは・・・
毎度 雪が残っているところですね。
「タタタタタ・・・」
と音を立てながら、雪解け水が 落ち葉に落ちていた。
急坂に次ぐ急坂を登ってきて 手前のピークが近くなったところで、
いったん 緩やかに下る。
遅くまで残っていて 我が家の方からも見えているのは、
この斜面の雪。
11:33 谷定からの登山道と合流。
ここが ブナの葉の『緑のトンネル』に なるのは、
連休に入ってからかなぁ。
山頂へ。
山頂手前の 眺望が良いところ。
11:36 母狩山山頂に到着。
雪が全部とけてしまうと眺望がきかなくなるのだけど、
残雪があるお陰で 遠くの景色まで見える。
鳥海山川を眺めている人たちもいれば・・・
月山を眺めながら昼食休憩中の方たちも。
湯ノ沢岳山頂の向こうの方へ ちょっとだけ行ってみる。
こんなふうに 湯ノ沢岳と縦走路が見えるところで、
2年前、ご一緒した方と昼食休憩したのだった。
朝日連峰の方。
見る方向が違って山の形がちがって見えると 山の名前が分からない。(;^ω^)
湯ノ沢岳が見える辺りは 日差しがジリジリしていたので
山頂に戻った。
予想通り 小さな虫(刺されたくない虫)が けっこう飛んでいて
山頂でゆっくり昼食休憩という気分にならなくて、
どうしようかと しばらく ウロウロ移動しながら景色を眺めていたけれど・・・
のんびり休憩するのは 鎧ヶ峰に戻ってからにしよう、
と思い、
11:53 母狩山山頂からの下山開始。
・・・④へ続く・・・