牛首分岐を少し過ぎた辺りで振り返って見る。
昼を過ぎて、山頂に行ってきた方たちが 次々と下ってくるようになった。
これから先、
狭い登山道で たくさんの人たちとすれ違うことになるなぁ。(;^ω^)
な~んて思っていると、
後ろから来たお二人が追い越していった。
「リフトで上がって少し景色を眺めたら またリフトで下ろうと思ってたんですけど
ここまで来ちゃいました~。」
とのこと。
汗をかきながら鍛冶月光の急坂を登って行く。
登山の装備は無いようだけど、山頂まで行くつもりのようだ。
山頂台地に上がると 気温が低い上に冷たい風が吹いてるんですけど・・・
大丈夫だろうか?
女性の方は
「私、仕事が事務職で、普段は特に運動もしてないんですけど・・・」
と言いながら、
速いペースで登って行く男性の後に 必死に?付いて登っていたけど・・・
大丈夫だろうか?
前を登って行った方、
そんな女性にペースを合わせてあげたらいいのになぁ・・・。
飲み物以外の登山装備は無かったように見えたお二人。
この時期の月山に登ることを軽く考えて どんどん行ってしまったような様子に、
ちょっと心配になってしまった・・・。
オレンジや赤が綺麗だった この辺り。
何度も振り返って眺めた。
・・・と、あれれ?
あれれれれ?
ガスが流れてきちゃった。
登って行く山頂の方は、
もちろん、ガス。
旧鍛冶小屋跡の手前で、あのお二人を追い越した。
女性は 息切れが激しくなったらしく、立ち止まっていた。
急坂を登るにつれ、冷たい風が吹くようになり 気温が下がり始めていた。
軽装だったので体調が悪くならなければよいけれど・・・。
鍛冶小屋跡から先に登るにつれ、さらに気温が下がってきて・・・
やはり風が強くなってきた。
斜面をガスが駆け上がって行く。
14:18 山頂台地に到着。
神社も小屋も見えませ~ん。(;^ω^)
もうすぐ小屋、という辺りで、
目の前を小さくて黒っぽいものが横切って行った。
良く見ると 小さな鳥だった。(鳥の名前は全く分からない私。)
小屋のそばの岩の陰で おやつタイム。
こんなのが置かれていた。
小さい葉っぱ、紅葉&黄葉。
14:26 山頂から、羽黒側への下山開始。
前方、ガスガス。
東側も、ガスガス。
振り返って見る。
あの辺りは、西からの風が吹き抜けるところ。
冷たい強風が吹き付けるんだろうな~。(;^ω^)
お! ガスが晴れた。
と思っても、またすぐにガス。
ビュオ~~~~
風にあおられながら、パチリ。
尾根から少し下ると、少し風が弱まった。
登りの途中で 紅葉の写真をたくさん撮ったので
下りで撮るのは 少しにしよう。
16:05 弥陀ヶ原の分岐に到着。
せっかくなので、弥陀ヶ原湿原遊歩道を周回してから下山することにしよう。
・・・⑧へ続く・・・