9合目の仏生小屋のそばを通り、先へ進む。
9合目を過ぎて 少し登ったところ。
この辺りにはカエデなどの木が多いので、
紅葉の時期には 赤やオレンジなどの絨毯になる。
新発田市のMさんと9月の下旬に来たとき、
ここで止まってなかなか進めなくなった。
私たちを追い越していった年配のご夫婦が 山頂に行って下ってきて
「あら~? まだ そこにいたの?」
と声をかけて下さったんだっけ。
その時だよ、
登りに5時間(コースタイムは2時間半)かかったのは。(;^ω^)
でも・・・
そんな山歩きの日があってもいいよね~
と、思う。
途中の見晴らしのよい場所で 白装束の方たちが休憩していた。
端に座っていた方をふと見たら 山伏のHさんだった。
Hさん、弟が大変お世話になりました。
『行者返し』の坂の方へと歩いていると、
後方から 法螺貝の音が聞こえてきた。
振り返って見ると、
白装束の方たちが また歩きだしたところだった。
『行者返し』の辺りも 紅葉がとてもきれいな所なんだよね。
しばらく登ってから振り返ると、
鳥海山の頭が ちょこんと見えていた。( ´艸`)
10:24 稜線に上がった。
西側を見る。
摩耶山の奥に見えているのは、粟島だろうか?
見下ろしたところには、
わずかに残雪が残っている。
そこから少し南側に目を移すと・・・
滝雲のような雲が流れているところだった。
東側から雲が流れてきては 尾根を越えて行く。
月山で こういう光景を見るのは初めてだったので、
感激して しばらく眺めていた。
姥沢コースは 流れ来るガスの中。
さて、そろそろ山頂の方へ参りましょうか。
木道が終わると、
山頂までの最後の雪渓歩き。
反対側。
雪解け水が流れる音が 広い湿原に響いていた。
ズーム。
小さな池塘が たくさん見える。
山頂神社が見えてきた。
山頂に行く前に、三角点のある所に登ってみよう。
三角点のある所からの西側の景色。
そして・・・
姥ヶ岳の方。
うわわ・・・
登ってきた方も眺める。
鳥海山の頭、まだちょっと見えてる。
11:03 山頂に到着。
山頂付近は、
予想通り? 登山者でいっぱいだった。(;^ω^)
こっちの方で 昼食タイムとしよう。
様子次第で 姥ヶ岳の方まで行ってみようかとも思っていたけど・・・
この状態なので、止めておこう。(;^ω^)
あの大きな岩に乗って 景色を眺めてみたいと思うけど、
人気の場所なので いつも登山者がいる。
雲の向こうに、
湯ノ沢岳~母狩山~鎧ヶ峰~金峯山や、
庄内海岸アルプスの山々が 連なって見えた。
その奥には温海嶽も。
山頂台地の向こうの方まで行ってみよう。
振り返ると、
山頂付近は、かなりの密状態。(;^ω^)
南側には 雲海!
朝日連峰に今いる人たちも、
雲海広がる 景色を眺めているんだろうか。
旧鍛冶小屋跡で休憩中の人たちの姿が
下の方に小さく見えた。
姥沢コースの方から登ってくる人も たくさんいるけれど・・・
私は 今日は行くのを止めておこう。
変化しながら次々に流れていく雲を眺めて 良しとする。
戻ろう。
密状態の山頂のずっと向こうに 鳥海山。
岩根沢コースの方へも行ってみたいけど・・・
いつかの機会に。
大勢の人がいる山頂の方へ戻って行く。
仕方がない。
私も「たくさんの登山者の一人」だもんね。(;^ω^)
密な山頂でなく、静かなところで休憩中の人たち。
白い粉砂糖を振りかけたような花は
ヒナザクラ。
光をあびながら 風に揺れていた。
賑やかにお喋りしているみたい。( ´艸`)
この池塘の反対側は・・・
こんな感じでございます。(;^ω^)
12:15 下山開始。
ちょうどお昼時で 登山者がいっぱいだった山頂をあとにする。
・・・③へ続く・・・