ピーク?と思われる場所に着いた。
そこに並ぶ3つのケルン。
ケルンのそばから 向こうを眺めてみる。
ここには赤っぽい岩も。
ガスの間から「ムーミン谷」を見下ろすことができた。
丸いのは・・・あれは・・・小岳。
その奥が、大焼砂だな。
なんかムワムワ暑いなぁ・・・と思っていたら、
この辺り、噴気が上がっているのだそう。
そうそう、
地図に『噴気地熱域』『注意が必要』って書いてあったもんね。(;^ω^)
ほんの数M先の地面から出ているのも、噴気かぁ。
あっちの方を見ると・・・
向こうの男岳の方のはガスだけど、
その手前に見えるのは、明らかに噴気だ・・・。
男岳、ズーム。
ガスの中、山頂にいる人の姿が見えるね。
男岳・横岳の分岐の向こうに見えてきたのは・・・
男女岳じゃないか?
分岐の辺り、ズーム。
ニッコウキスゲの群落と 登山者たちの姿が見える~。
そこから右に視線をうつすと・・・昨年歩いたヤセ尾根。
花がいっぱい咲いてて、景色が良くて、楽しい道だったなぁ。
さらに右側に視線を移すと・・・こげ茶色の大焼砂。
あそこに たくさんのコマクサが咲いているなんて・・・。(;^ω^)
「じゃ、ここでご飯にしよう」
「え~?! ここでですか?」
ちょっとドキッとしたけど、
Mさんは フツーにザックを下ろして 昼食を食べ始めた。
こんな景色を眺めながら昼食を食べることになるとは、
思ってなかったな~。
ガスの中、
男岳・横岳の分岐への急斜面を登って行く人たちの姿が 点々と。
大焼砂の向こう側の景色が見えてきた。
「向こうに見えるのは姫神山かな。」
座っているのは、『噴気地熱域』の石の上。
まるで 岩盤浴?のような感じ。
お尻から じわわ~っと温かい熱が伝わってくる。
ずうっと座っていると、熱いほど。
「この辺りに、いくつも噴火口があるんだよ」
「確かに、いくつも窪みがありました~。」
地熱で温かい石に座って 昼食を食べながら、
あちらこちらをキョロキョロ見ては
同じような写真をパチリパチリ。
向こうの斜面とは違う女岳の色。
黒っぽい石と 黄緑色ののコケと。
すぐ目の前から 噴気が上がっている・・・。
「Mさん、あそこを歩いて・・・」
「あっちの方へも行けるんですか?(ケルンが見える!)」
「う~ん・・・
行く人もいるだろうけどね・・・。」
( はい。今日は「行きましょ~!」なんて言いません。(;^ω^) )
それにしても・・・
なんだろう? この景色は。(;^ω^)
男岳・横岳の分岐にいる人たちと
奥の男女岳の山頂にいる人たちと。( ´艸`)
「 下りは、こっちから行くでしょ?」
(・・・えっ?! あの噴気が上がってる方を歩くのか?!Σ(゚Д゚)
でも、歩けるなら歩いてみたい。・・・)
「ハイッ! \(^o^)/」
12:24 女岳のピークから下り始めた。
Mさんは、早くも あんなところに。
私は、斜面に咲くイワブクロを、
眺めたり撮ったりしながら下る。
男岳の方のガスが晴れたところでパチリ!
さっきピークから見下ろしていた噴気の出てる所を
自分が歩いているのか~。(;^ω^)
いかにも火山の石・・・って感じ。
振り返ると、
さっきまでいたピークの3つのケルンが小さくなった。
「うわ~。この景色の中を人が歩いていたらなぁ・・・」
と思わずつぶやいたら・・・
Mさんが
「オレが歩くよ!」
と わざわざ戻って下さった。
すみませ~ん、ありがとうございます~! <(_ _)>
噴気が、写真右下の方から上がってきて 左の方へと流れている。
その中を歩くMさん。
これから あの鞍部まで下る。
まずは こっちへ。
登りの時の道が見えてきた。
登りの時に歩いた道に合流。
浮石が多いので 気を付けて下る。
今も 少しずつ崩れているんだろうな・・・。
Mさんが撮っているのは・・・
石ではなく・・・
こっち。
この斜面を直登する道もある、っておっしゃってたけど・・・
すごい急登だなぁ・・・。(;^ω^)
・・・と思って眺めていたら、
登っている方たちがいた~! (;^ω^)
すごいな~。
私も 登ってみたいなぁ。
ムーミン谷の分岐に下る道は、
ゴロゴロした石に 両側から草木がかぶさっていたので
気を付けて下った。
分岐まで下ってきた。
さあ、今度は『ムーミン谷』を歩くよ。
・・・⑤へ続く・・・