「7月終わりから8月初めの天気の良い時に 鳥海山へ1泊で行く予定」
と先輩Yさんからお聞きし、同行させていただくことにしていたが、
7月終わり頃の鳥海山の予報は ずっと良くなく、なかなか日程が決まらずにいた。
そんな中、Yさんから連絡あり。
「天気が良くないので、鳥海山行きは止めます。
朝日方面の天気が良さそうなので、朝日縦走に行ってみたら?」
確かに朝日方面の予報が良い!
思い切って 行っちゃおうか!
「はい! そうします!」
しかし、
行くと決めたものの、いつ行くかが決まらない。
コロコロ変わる週間予報を 1日に何回も何回もチェックしたり・・・
家族の予定を確認したりして・・・
迷った末、4~6日に決定。
状況によっては日暮沢スタート・下山も考えていたのだけど・・・
旦那とYさんの協力を得て 泡滝~古寺鉱泉を歩けることになった。
登る前日に 旦那に協力してもらって 古寺鉱泉の駐車場に自分の車を置いてきて、
初日の朝、Yさんから泡滝駐車場まで送っていただき・・・
1日目 泡滝~以東小屋まで。
2日目 以東小屋~大朝日小屋
3日目 大朝日小屋~古寺鉱泉
の2泊3日で縦走することに。
バタバタ準備をして、当日を迎えた。
1日目:8月4日(月)
朝4時に Yさんの車に乗せていただいて 自宅を出発。
Yさん、ありがとうございます。<(_ _)>
東の空の色が すこ~しずつ変わり始めていた。
徐々に明るくなっていく空を眺めながら、
泡滝へと向かう。
泡滝の駐車場が見えてきた頃、
山に朝日が当たり始めていた。
5:23 泡滝の駐車場に到着。
Yさん、本当に ありがとうございました! <(_ _)>
7月下旬から9月末までの土日祝日、
1日3本 バスが運行されている。
ここに登山届ポストも?
この時期のみなんだろうな。
準備をして、 登山口の方へ。
相変わらず透明度が高い、エメラルドグリーンの水。
登山口。
ここからタキタロウ山荘までのコースタイムは3時間。
ノロノロ歩きの私は、3時間半~4時間かな。(;^ω^)
5:46 泡滝登山口をスタート。
昨年からチャレンジしたいと思っていた朝日連峰縦走。
昨年は、休みと天気が合わずに今年に持ち越しになっていた。
今年は チャンスを見つけてチャレンジしたいと思っていたけど、
春からずっと 心身の状態が縦走に向かう感じではなかったし、
こんなふうに急に行くことを決めるなんて思っていなかったので、
「ホントに これから縦走するのかな・・・」
と 不思議な気持ちで歩き出した。
縦走の装備を背負って2泊3日歩き通せる体力があるのかどうか、
不安もあった。
暑い時期だし。(;^ω^)
でも・・・
天気や休みは家族の状況などなど 条件が揃うことは なかなか無いから、
このチャンスを逃さずに チャレンジしたい、
という気持ちが大きかった。
日帰りだという男性が
「もっと早くスタートするはずだったのに、
寝坊しちゃいました~。(;^ω^)」
と言って、スタスタ追い越していった。
私も、日帰りで以東岳に来た時は、
時間を気にしつつ スタスタ歩いた。
でも、
今回は山小屋泊だから、 時間を気にしすぎなくてもいい。
この時期の この山道を 味わいながら
キョロキョロ のんびり 歩いて行こう。
まだ雪渓が残ってるところがあった。
水音を聴きながら歩く。
『1/10』が見えてきた。
冷たい水、いただきます!
一瞬「あれ?!」と思うようなところも、
印に沿って歩けば大丈夫。
この途中で立ち止まって・・・
斜面を見上げると こんな感じ。
下の方は こんな感じ。
写真の右奥から歩いてきて・・・
ここを渡って・・・
左奥へと行く。
こんなところも あったりして。
でも、
よく整備されていて歩きやすい道。
雪の重みに耐えて上に伸びる木々の下を歩く。
小沢を渡った先に『2/10』が見えてきたよ。
ここでも冷たい水をいただいた。
小沢の上には・・・ 小さな滝。
その滝のすぐそばに咲くギボウシに感激。
こんなふうに、
山の斜面のあちらこちらから水が流れてきては
川に流れ込んでいく。
びっしり敷き詰めたような ブナの実の殻。
川に沿った道が まだまだ続く。
『3/10』。
ここでも水を ゴクゴク。
水場のすぐそばに 桑の実あり。
熟すのは もう少し先だな。
ブナやトチの大木が増えてきた。
木々の影が 木の葉に映る。
気になって
もう一度パチリ。
振り返って見る。
ここも、
左側斜面から 大きな石が崩れてきた跡。
遠くの山が見えるようになってきたら・・・
6:57 冷水沢橋。
コースタイム50分のところ、
今日の私は1時間10分。(;^ω^)
いいの、いいの。
ゆっくり景色や植物を眺めながら行きましょう。
・・・②へ続く・・・