以東小屋を出発してから3時間半近くかけて
のんびりオツボ峰コースを下ってきた。
念願の「景色を眺めながら のんびり歩き」ができた。( ´艸`)
タキタロウ小屋の前では、
早朝に小屋を出発して以東岳に登って来たと思われる方たちが
小屋前で賑やかに昼食休憩中だった。
そこに行く手前のテーブルで
昨晩以東小屋に宿泊していらした方がお一人で休憩中だったので、
その方に挨拶して 私もそこで休憩させていただいた。
昨年も一昨年も何事もなかったオツボ峰コースの下りで 2度滑ってしまい、
ちょっと頭もフワフワした感じだったので、
しっかりエネルギー補給。
今回は「青空・水鏡・紅葉」が揃った大鳥池の景色を見ることができなくて
ちょっと残念だったけど、
またいつか タイミングが合う時に来ることができるかもしれない。
残雪が残る頃にも来てみたいな。
・・・などと思いながら、
11:50頃 タキタロウ小屋のそばを出発。
空はすっかり曇り空。
泡滝に着くまで 降らなければいいなぁ。
もう一度 大鳥池の方を見て・・・
下っていく。
体調イマイチの状態で小屋泊してきたことや
オツボ峰コースを、今までより ちょっと不安を感じながら 下ってきたことを考え、
大鳥池からは 写真をあまり撮らずに?
歩くことにできるだけ集中することにした。
下りで 転んで怪我したら 困るもんね。(;^ω^)
怪我無く下山して
無事に帰宅して初めて
「今日の山歩き、終了~! \(^o^)/」だからね。
でも、
迫力あるブナに出会うと、やっぱり立ち止まって眺め、
写真に撮る。
そうそう、
管理人Iさんが、
「大鳥池から下る途中に、枝が直角に近い感じで曲がってるブナがある」
って おっしゃてたなぁ。
「『なんで あんなふうになっちゃったんだろう?』って思うようなブナだから、
見てみてね」
って。
おや?
もしかして・・・
Iさんがおっしゃってたのは、この枝のことかな?
ズーム。
ちょうど曲がっってるところに 穴があるから、
それが曲がりの原因に関係してるのかもしれないなぁ。
「この辺で、昨年カリマーさん東京 キノコの写真を撮った気がするぞ」
と見てみたところには、
昨年見たのとは違うキノコがいた。
トゲトゲあり。
水音が聞こえてきて・・・
下の方に沢の流れが見えてきた。
通るたびに撮ってしまう 苔むした大きな石たち。
この道を歩いていると、いつも、
「木々も 石も 私を見ているなぁ・・・」
と感じるのだった。
昨日は、三脚を立てて この流れを撮ってる方がいた。
ホオの葉に負けないくらい?大きな葉っぱ。
何の葉?
七ツ滝橋。
ふり返って パチリ。
日帰りだった時は、
とにかく 暗くなる前に泡滝登山口に着きたいと 急ぎ足で歩いたけど・・・
今回は、
時々 立ち止まったり ふり返ったり。
冷水沢橋。
何だか気になって
毎度 撮ってしまう石。(;^ω^)
まだ咲いてた・・・
トリカブト。
ヨモギに付いてる赤っぽいもの、何だろう?
ここ、
大雨が降ると、右斜面から左の沢へと 土砂や石が流されてくるみたい。
昨年 根こそぎ流れてきた木もあったぞ。
でも、
登山者がちゃんと歩けるようにして下さってる。
ありがとうございます。
(ふり返ってパチリ。)
大鳥池から ちょうど2時間で 泡滝登山口に到着。
相変わらず透き通ったエメラルドグリーンの水を見て
無事に戻って来たことを実感。
ここから車まで もうひと歩き。
車は ちゃんと待っててくれた。( ´艸`)
ずっと体調イマイチだったので、
小屋泊するかどうか、大鳥池までの日帰りにするか、その手前で引き返してくるか、
歩き出してからの体の感覚次第で決めようとスタートしたのだけど・・・
念願の「以東小屋に泊まっての のんびり以東岳周回」ができて よかったな。
・・・石や木々から見られていることを感じながら 泡滝~大鳥池までを歩く感覚。
・・・池の向こう側の景色を眺めたり池の水を眺めたりしつつ
大鳥池の水際を歩くワクワク感。
・・・直登コースで何度もふり返りながら眺めた景色。
・・・日本海の漁火や星空をはじめ、
小屋の外で眺めた夕方・夜・早朝の景色。
・・・以東小屋で過ごした時間。ほかの方たちとの会話。
・・・ゆっくりのんびりオツボ峰コースを下りながら眺めた 遠くまで続く景色。
小屋泊ならではの景色や時間を過ごしつつ 以東岳を歩くことができて、
また一つ、心に残る山歩きが増えた。
お世話になった方たち、ありがとうございました!
そして
以東岳、ありがとう! \(^o^)/