7:40 ありがとうございました~!
また来ま~す~!
管理人さんに挨拶して 大朝日小屋を出発した。
小屋の前の素敵な花畑。
朝、あの山頂まで登ってみて良かったな。
また来よう、大朝日岳。大朝日小屋。
・・・と、あれッ?
トレッキングポールを忘れてきた~!(;^ω^)
小走りで小屋に戻り、
玄関にかけておいたポールを取って
もう一度 管理人さんに挨拶。
「鐘を鳴らして見送るよ~!」
・・・ありがとうございます!
7:45 今度こそ出発。
ガンコウランの絨毯。
中岳、西朝日岳、竜門山と その奥に見える以東岳を眺める。
あそこから歩いてきたんだなぁ・・・。
心にひかかっていることと言えば、
自分で水汲みに行かずに 水をいただいたこと。
今度は 自分で金玉水を汲みにいこう。
竜門小屋から来た人だろうか。
小屋の方に登っていく人の姿が小さく見えた。
さっき小屋の2階から眺めていたケルンの所まできた。
何度も何度も・・・
以東岳の方を眺めながら行く。
大朝日岳山頂 ズーム。
あそこから 朝日鉱泉へ下って見る機会もあるといいな。
今回は こっちへ。
道の両側にたくさんあったマンサク。
早春、
残雪の景色の中に マンサクの黄色い花がたくさん咲いている様子を想像してみた。
銀玉水の水場への下り口が見えた。
もちろん、飲んでいきますよ。
では。
冷たくて美味しい銀玉水をいただいた後、
ペットボトルに補充。
この水を飲みながら下るぞ。
振り返って 大朝日小屋を見る。
8時半近くになると、
登ってくる人とすれ違うようになってきた。
すれ違った人の後ろ姿をパチリ。
(え? どこに?)
1時間前までは あの小屋にいたんだな。
笑顔の爽やかなお兄さん。
すれ違ってしばらくしてから振り返ったら、
ちょうどこちらを振り返って 大きく両手を振ってくれた(笑)。
暑くならないうちに樹林帯まで下りたかったけど、
小屋を出発するのが8時前になったからなぁ。
こんな木の陰の道はいいけれど、
徐々に 陽ざしが強くなってきた。
小朝日岳との間の稜線には、
意外と? 大きなダケカンバの木がたくさんあって・・・
ヒンヤリした木陰をつくってくれていた。
小朝日岳の迫力ある斜面が近づいてきた。
初めて来た時、
あの斜面の紅葉が素晴らしくて 感激したっけ。
こんなふうに大きく傾いている木を
回り込んで道が続く。
ちょっとドキドキしたけど、
「誰かいますか~?」
と言いながら 穴の中をのぞいてみた。
誰もいませんでした~。(;^ω^)
ふと見ると、
斜面にビッシリ黄色い花が。
キンコウカだろうか?
鞍部で休憩中の方たちに挨拶して・・・
ここから小朝日岳への急坂を登る。
そうそう、
こんな木の根の階段が たくさんあるんだ。(;^ω^)
時々、木々の枝の間から 主稜線の方を見ながら。
巻き道との分岐。
もちろん小朝日岳山頂へ行くよ。
西朝日岳が見える。
そういえば・・・
「 西朝日岳への登山道をよく見ると、ジグザグに軍道が見えるんだよ」
って おっしゃってたなぁ。
朝日連峰を越えていくって、すごいな。(;^ω^)
歩いてきた稜線を振り返る。
ガスが湧いてきたよ。
急坂を登って・・・
登って・・・
まだ登って・・・
ちょっと視界が開けた。
振り返って見る。
ちょっと登っては 振り返り・・・
またちょっと登っては振り返り・・・。
ヒダヒダが美しい。
だんだん暑くなってきたよ~。
私が ノロノロ登っている間に
すれ違った方の姿は ・・・
ちいさな点くらいに小さくなった。
あと一登り。
毎度撮ってしまうダケカンバたち。
9:37 小朝日岳山頂に到着。
歩いてきた大朝日岳からの稜線を振り返る。
こっちに下ると 鳥原山へ。
鳥原山をまわって古寺鉱泉へ下ることもできるけど、
今回は このまま古寺山の方から下山。
木々の陰になるところもあり、
1・2日目のようなバテバテ状態にはならない。
このまま転んだりつまずいたりせずに
下っていきたいな。
・・・⑨へ続く・・・