私が山歩きを始めてから、
年に1度 母と一緒に山歩きをしている。
「昨年まで月山に3回登ったから、今年は笙ヶ岳に行ってみたい」
との母の希望で、今年は笙ヶ岳へ行くことにした。
天気・休み・二人の予定などが ようやく合った7月下旬のこの日、
まずは、母を迎えに実家へ。
朝4時過ぎ、自宅を出て間もなくの東の空。
天気予報では 曇りベースで 時々晴れ間が見える感じだけど、
実際にはどうかなぁ。
笙ヶ岳まで行って 庄内平野を見下ろすことができたらいいなぁ。
実家で母を乗せ、鉾立へ。
鉾立へ着くと、平日にかかわらず 車が何台もあり、
登山口へ向かう人たちの姿が見えた。
準備をして 7時過ぎにスタート。
残念ながら スタート時は 山頂が見えず。
なんと、
すぐ その辺まで ガスが流れ込んできた。
展望台から 奈曽渓谷を眺める。
クガイソウは、今 こんな姿に。
ガスで遠くの景色が見えなくても
山に来れたこと、山を歩いていることが嬉しいという母。
どんどん 登っていく。
可愛いスタイルの女性。
年配の方だったけど、カラフルなウェアや装備で元気が出そう。
全身を青にしたい私とは 大違いだな。(;^ω^)
足元の植物たちを眺めながら登る。
「あっ! この花の葉っぱ、『ジョンナ』の葉っぱだ!
『ジョンナ』の花、こういう花だったかぁ~」
ジョンナ?
そういえば、父と母が採ってくる山菜の中に、
『ジョンナ』 と呼んでるのがあったなぁ。
この花、なんとかショウマっていう花だったかなぁ・・・。
種ができてるカラマツソウあり。
雪渓がとけて間もないこの辺りでは、
出てきたばかりのナナカマドの葉が青々と。
雪渓 現る。
ツボ足で 問題なし。
こんな色になってる~。(;^ω^)
母も、先行者の跡をゆっくり下りた。
ほらほら~
下の方からも とけてるよ~。
日頃の畑仕事や草むしりのおかげか?
しっかりした足取りで 淡々と登っていく母。
足元の植物たちを眺めながら、
スタートから約2時間かけて ゆっくり登って来た。
賽の河原で 一休み。
( ここまでも、しょっちゅう立ち止まってたんだけどね。(;^ω^) )
・・・②へ続く・・・