「2日目は 外輪山をのんびり下ろう」
と思っていたけど,
歩いていて 気持ちが変わったので・・・
ここから湯ノ台コースを下っていきま~す。\(^o^)/
朝露に濡れた草花の間を行く。
薊坂を下る。
これは、鳥海山・焼石岳などで見られるという『オクキタアザミ』・・・かな?
鳥海山の影は、
今、あんなところに。
大雪渓にも朝日が当たってきた。
雪渓が凍っててガリガリだと歩けないかもしれないので、
陽の光で 少しゆるんでくれるといいな。
この辺りには・・・
コバイケイソウが たくさん。
チングルマ。
ここで、この花たちが開いていくのを眺めたい気もするけど、
進まなきゃ。
雪渓の ロープがあるところに来たけれど、
予想通り 日陰になっていて 凍っていてガチガチ!
このまま登山靴で歩けそうにないので、
もう少し下り、陽が当たっているところ歩くことにする。
6:32 この辺りから 行こう。
ちょうど 向こうから 歩いてくる人がいて、
すれ違う時に 少しお話したら・・・
なんと 先輩Yさんの知り合いの方だった。
ふり返ってパチリ。
7:06
この辺りの雪渓の下から ザーザー音がすると思ったら・・・
下の方が解けて 水が流れていた。
7:16 大きな雪渓。
ここは このまま行けそう。
私は 雪渓を横切って 夏道を歩いてるけど、
あえて 雪渓を歩く方の姿あり。
確かに、
ゴツゴツ・ごろごろな道よりも、雪渓の方が登りやすいかも。
7:50 河原宿に到着。
ここで 朝食。
他には、
親子4人、おじいさんと小学生の男の子の2人、
そして 鶴岡警察署の方たち数名(新人の方たちと指導者?)がいた。
7:58 まず 親子連れの方たちが 山頂を目指して出発。
その後から 警察署の方たちも出発。
お腹の調子がイマイチだという男の子と おじいさんは
山頂から月山森へ行き先を変更して出発。
みなさんを見送った後、私も 月山森へと出発。
木道脇は キンコウカの花盛り。
遠く、雲の上に月山が見えた。
泡風呂に浸かる月山?!
8:42 水が少なめのボタ池。
ボタ池の水面に陽の光が当たって キラキラ。
8:46 幸治郎沢を下る前に、ここから左に曲がって月山森へ。
月山森のピークよりさらに奥の方へ。
8:56 西鳥海がよく見えるところに来た。
シャッターを押してほしいと言われ、
西鳥海の風景をバックに おじいさんとお孫さんが並んだ写真を撮らせていただいた。
「二人で写ってる写真は 初めてです。」
・・・そっかぁ。
お二人のために’小さないいこと’ができたみたいで うれしいな。
千畳ヶ原、鳥海湖への道、笙ヶ岳・・・
これから歩くところを一望。
9:14 木道に戻って、お二人に挨拶し、
私は一人、西へ。
しばらく木道を歩き・・・
石ゴロゴロの道を少し下ると・・・
来ました! 『幸治郎沢』への入り口。
木々の向こうには、
下った後に歩く木道が 細く細く見えている。
9:25 ここからは、
大きな石がゴロゴロした急坂を100mほど下る。
途中、下から登ってきていた男女4人組と会った。
昨晩 山頂小屋に泊まっていた団体のメンバーだ。
その中に、
星空を眺め、カメラの設定の仕方を教えて下さった方もいることに気づき、
あらためてお礼を言った。
まさか こんなところで すれ違うとは。
千葉から来たというみなさんは、
車道終点登山口から登ってきて湯ノ台コースを登り、山頂小屋に1泊。
下りは 御田ヶ原分岐から入ってきて 千畳ヶ原を通り、
河原宿へ出て 車道終点登山口に戻るとのこと。
10分ちょっとかかる幸治郎沢の下り。
あと もう少し。
9:39 ほぼ下り終えたところで ふり返って見る。
はっきり写せなかったけど、
鳥海山でも この辺りにしか咲いていない気がする花。
ここからは 緑の草原の中の木道を。
ふり返って見る。
写真 右に月山森。 真ん中辺りに幸治郎沢。
月山森の西斜面。
千畳ヶ原を横切る木道。
遠くには 鳥海湖の方に上がる道も見えている。
ふり返ると、
月山森にガスがかかり始めていた。
秋、ここが草紅葉で黄金色になる頃、
また 歩きたい。
10:08 T字分岐に到着。
T字分岐から さらに木道が続く。
この辺りから 谷になってきて 風が無くなる。
ジリジリ照りつける陽ざしに 次第にキツクくなってきた。
『蛇石流』から 少し急な登りに。
この急坂辺りからは かなりバテバテに。
風は無し。日差しはジリジリ。
ちょっと登っては 立ち止まって ふり返り・・・
また ちょっと登っては キョロキョロしながら・・・
少しずつ登った。
雪渓がまだ残るこの斜面には これから「春の花」が咲き始めるんだな。
もう少しで 鳥海湖のそばに出る、という所で
朝、湯ノ台コースの雪渓を登っていた方に会った。
外輪を下って御田ヶ原分岐から入ってきて もうここまで来たということか。
速いなぁ。
「これから 鳥海湖のそばを通って 笙ヶ岳にも行きたんですけど、
バテバテで・・・(;^ω^)」
という話をしたら、その方は、
「無理な距離じゃないでしょ。 大丈夫、大丈夫!」
と あっさり。
( やはり健脚な方だな。(;^ω^) )
10:44 ようやく鳥海湖のそばに出て・・・
青空が映る水面を眺めた。
でも、鳥海湖のそばも かなりジリジリ暑かった~。( ノД`)
でも、ここまで来たら、進むしかないんだぞ!
と自分に言い聞かせる。
ここを登りきると 長坂道に合流。
向こうには 笙ヶ岳が。
11:24 長坂道に合流。
体調によっては 分岐から吹浦コースの方へ入ろうかとも考えたけど・・・
バテバテながらも 笙ヶ岳に行けそうな状態なので
予定通り? 笙ヶ岳へ。
まずは 見上げるような笙ヶ岳三峰へ。
三峰に着いて ふり返ると・・・
山頂の方は こんな感じだった。
プシュープシューと煙が出てるみたいな。( ´艸`)
ゆっくり歩き・・・ようやく 笙ヶ岳一峰に到着。
いつも万助小舎を見下ろす場所に行ってみたけど ガスガスで見えず、
ちょっと休憩しようと思ったけど 風が無く 陽ざしジリジリだったので・・・
三角点にタッチして、
笙ヶ岳を後にすることにした。
もう少し 風があるところまで戻ってから休憩することにした。
笙ヶ岳、 また来るからね。
二峰と三峰の間の辺り、西からの風が吹き抜ける辺りで 休憩。
コーヒータイム。
ちょっと元気になった。\(^o^)/
三峰を下ったら 左に曲がって
また あの道を池塘の方へ行き・・・
河原宿から賽の河原へ合流しよう。
ここからの道は、写真を撮らずに 歩くことに集中。
展望台まで戻ってきて ようやくパチリ。
13:45頃 鉾立に下山。
車に荷物を置いてから 稲倉山荘へ。
甘酒のアイスクリームは またもや売り切れ。
普通の?甘酒を。
ああ、日常の世界に戻ってきてしまったなぁ・・・。
昨日から今日にかけて見た素晴らしい景色が、
次々に頭の中に浮かんできた。
やっぱり、鳥海山いいなぁ・・・。\(^o^)/
山小屋に泊まって 過ごす時間・眺める景色って いいなぁ・・・。\(^o^)/
と感じた2日間だった。