朝。3時過ぎに目が覚めた。
夜明け前の空は どんな様子なんだろう?
と思い、昨晩 星空を眺めた辺りに行ってみることにした。
昨夜は 月が出ていなかったけど、
この時間、南の空に 煌々と光る月があった。
その月明りの下に 人影が。
「もしかして 昨日の方ですか?」
と訊ねると
「はい。そうです。」
との答えが。
彼は、今度は カメラにミニ三脚を付けて撮っていた。
「ミニ三脚は、ネットでも安く買えるし、あると便利ですよ~」
と教えてくれた。
なるほど。
私は 機械オンチで、カメラの機能とか設定とか さっぱり分からない、
と言うと・・・
私のカメラの設定の仕方を教えて下さった。
ありがとうございます。<(_ _)>
たぶん すぐ忘れてしまうと思うのですが、思い出しながらやってみます。(;^ω^)
月明かりで雲が光ってるところを撮りたかったけど、
雲がどんどん変化するので 思うように撮れなかった。(;^ω^)
誰かがトイレに起きた時、小屋脇の灯りが点いた。
これは これで オモシロイかも。
「これ、使ってみてください」
と、その人が ミニ三脚を貸して下さった。
4:00 南側。外輪山の上に月。
4:01 西側。 遠くに 笙ヶ岳。
少しずつ明るくなってきた。
なるほど。
いつか ミニ三脚を使った撮影にチャレンジしてみよう。
その人に挨拶して いったん小屋に戻った。
団体の方たちが、新山でご来光&影鳥海を観るために 次々に小屋を出て行った。
私は、外輪山に上がって ご来光&影鳥海を観ることにしよう。
隣りの埼玉のご夫婦に挨拶をし、荷物を背負って 小屋を出た。
4:31
外輪に上がると、
日の出前の空と雲海が 目の前に 広がっていた。
後ろを見ると、
西の空は こんな色。
空の色。
遠くまで連なる山々の色のグラデーション。
山の上を這うようにかかる雲。
写真におさまっているのは、
私が目にしている景色の一部。
ぐるっと360℃
素晴らしい景色が広がっていた。
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4:39 日本海に影鳥海。
おっ! そうだ! 『影鳥海と新山」を撮ろう!
・・・と、写真に二つがおさまる位置まで移動。
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新山の上部分に 陽の光が当たってる。
ちょっと大きくすると・・・
新山にいる団体の方たちの姿が見えた。
念願の「新山でのご来光&影鳥海」を観ることができて 良かったですね。
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朝日を浴びた植物たちも なかなかいいなぁ。
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今度は、『外輪山と影鳥海』。
もう一度、新山。
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影鳥海の傘をかぶった 私?!
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もう一度『影鳥海と新山」を眺め・・・
景色を眺めながら のんびり外輪山を下ることにした。
朝日に花びらが透けるイワブクロたち。
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斜面の植物たちが みんな黄金色に光っていた。
風景を引き締める 岩のシルエット。
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ぽこ・ぽこ・ぽこ・・・と波打つような雲。
少し強い風が吹いてるのかな?
朝の陽の光に包まれながら歩く幸せ。
4:50
斜面の少し下に咲くイワブクロたち。
思うように撮れなかったけど、撮ってみたかった。(;^ω^)
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影鳥海と月と。
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微妙な色合いがステキ。
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こんな景色を眺めながら
独り のんびり歩いているのが 不思議な気持ち。
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あれ?
そこに写りこんだのは、どなた? (;^ω^)
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さっきまでとは違う色彩。
変化していく色のすべてが 美しい。
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笙ヶ岳にも 光が当たり始めた。
影鳥海って、
鳥海山の どの部分に光が当たった影なんだろう?
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この斜めに走ってる影のラインも
影鳥海の一部?
おはようございます、チョウカイアザミさん。
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滑り降りていきたくなる景色!
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右に白く見えるのが 河原宿。
左に小さく見えるのが 滝ノ小屋。
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稲倉岳の東斜面のヒダヒダ。
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山を境にして
庄内は 晴れ。
内陸側には雲海がかかってる。
クネクネした枝と 花。
なんか、生け花に こういうのがありそう。( ´艸`)
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おはようございます。
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御室の小屋の方。
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影鳥海は 今 あんな姿に?!
・・・・・
河原宿。月山森。
この景色を見ていて 予定変更!
外輪山をのんびり下って下山しようと思っていたけど・・・
湯ノ台コースを下って・・・
河原宿で 朝ごはんを食べてから・・・
月山森に登って・・・
幸治郎沢を下って・・・
千畳ヶ原を横切って・・・
鳥海湖のそばを歩いて 長坂道に上がって・・・
笙ヶ岳に行って・・・
それから 吹浦コースの河原宿を横切って賽の河原に合流して 下山しよう!
え~っ!?
私ったら、大丈夫か~?!
・・・⑤へ続く・・・