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ふと目にとまったものや感じたことを写真と言葉で綴るBLUEの日記。

◆'19/07/07~08 鳥海山・山頂小屋泊③…山頂付近で まったりと

 

 

御室に着いてから 千蛇谷の方を振り返った。
遠くには、午後から行こうかと思っていた笙ヶ岳。

強風のために 笙ヶ岳に行くのを止めたけど、
強風のおかげで? 予定していなかった山頂まで登ってくることができた。(;^ω^)

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バテバテだったけど、登ってくることができて良かった~! \(^o^)/

 


体調が悪くなかったら、
あの外輪を下って 予定通り?御浜小屋に泊まるということもできただろうけど・・・

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もう今日は ここまで。(;^ω^)
御浜小屋をキャンセルして 山頂小屋に泊まらせてもらおう。

 

 

そういえば 山頂美術館で写真が開催されるんだったな~
と行ってみたら、準備中だった。
この夏のうちに もう一度 ここに来る機会があるといいな。

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宿泊の申し込みをしに行く。
途中 すれ違った方がおっしゃってた通り、
寝具・食料を持ってきたと話すと、OKしてもらえた。

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 「今日は お一人です。
 お好きな場所に どうぞ」
と言われ、
広い大部屋に独りだったら 怖いな~(´;ω;`) と思っていたら、
大部屋には施錠してあった。

 

泊まるのは 斜め向かいの離れ?だったようだ。(;^ω^)

左右それぞれ 上に3つ・下に3つの場所があった。

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 迷った末に選んだのは、


窓があって明るい左奥の上の段。 

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ザックを置き、
まずは あんぱんをバクバク。
行動食をちょこちょこ口にしただけで登って来たのだった。


その後、
テラスのような所にでて 景色を眺めた。

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ザックを背負っていない女性が一人いたので 
「山頂泊まりですか?」
と訊ねると、そうだという。

「今日は お一人です」と言われて不安に思っていたので ホッとした。

 

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せっかくなので ご一緒させていただくことにし、この後の予定を相談。

夕食前に 新山に登り、
明日は ご来光を観るために 早朝から外輪に上がることになった。
ザック背負って行って、そのまま外輪を下ろう・・・と。

 

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 一度 部屋に戻り、軽アイゼンを持って集合。

神社の裏手から新山に登って 周回して戻ることにした。

 

 

登り出す前にパチリ。
イワブクロの蕾かな。

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いざ! (^o^)/

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少し登って・・・ 
平らな岩のところで  ふり返ってみた。

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矢印を頼りに、両手両足を使って登っていく。

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小屋や神社が 小さくなっていく。

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外輪を歩いている人が見えるよ。

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もう少し登ると、
外輪が下に見えるようになった。
歩いている人の姿も さらに小さく。

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ゴツゴツした岩だらけなのに、
その隙間のちょっとしたところに
植物が生え、花が咲いている。

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こんなふうに植物が生えるようになるのに、
噴火からどのくらいの年月が経ったのか。

 

 

縦から横方向にも進んで
外輪が遠くなっていく。 

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『切り通し』に来た。
岩の間から 新山山頂が見える。

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岩の間を下り・・・ 

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鞍部で 見上げてみる。

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登る。

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ぷは~。外に出た。

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山頂までは あと一登り。 

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離れたところから見ると 岩だけのようなのに

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登ってみると 
意外にも あちらこちらに花が。

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そして・・・

 

新山山頂に到着~! \(^o^)/

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海岸線も見えてる~。

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新山には登らない・・・いや 登れないと思っていたけど、
お会いしたAさんのおかげで、
登ることができた。

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やっほ~!

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西側を見ると 遠くに日本海。

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東には 外輪の内壁。

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日帰りの登山者は みんな下山した後なので、
山頂で ゆっくり景色を眺めることができた。

 

 

山頂から途中・・・

 

!!!!!

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イワウメだ! 
初めて会った~! \(^o^)/

  

莟も。

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Aさんと、しばし撮影タイム。

 

 

 

『[胎内くぐり』

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新山と外輪との間のスノーブリッジ。
小屋に戻るのに、まず ここを下る。

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おそるおそる 雪渓にのり・・・

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ツボ足で慎重に下り・・・

 

 

ここまで来た。

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ここで、
持ってきたチェーンスパイクを装着。

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鞍部まで下るにも大変そうだったので、
Aさんと相談の結果、
こんな斜面を行くことに。(;^ω^)

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初使用のチェーンスパイク。
この斜面では ちょっと心細い感じだったな。(;^ω^)

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一歩一歩慎重にゆっくり歩いて、ようやく渡り切った。

 

 

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かわいいチョウカイフスマの花たち。 

 

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 夕日は じょじょに西に傾いていた。

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17時過ぎ、夕食タイム。
小屋の中は火気厳禁。
外のこんなスペースでお湯を沸かす。

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私は 手軽にお湯を注ぐだけの『カレーメシ』。
疲れていてもカレーなら食べられる。
コーヒーも飲んで、けっこうお腹いっぱいに。


片づけをしていると、
宿泊する方が あと二人 到着。
よかった~。

 

 
1枚上に重ねてから外へ。

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 Aさんと、夕暮れの景色を眺めることにしていた。

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飛島。 

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南の空には 月が。

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あれ?
昨年7月末に泊まった時に眺めたのと、
何かが違うぞ・・・
と思ったら・・・

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昨年 泊まった時より 約3週間早いので、
太陽の沈む位置が昨年より北側になるのだった。

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昨年は 日本海に陽が沈むところが見えた この場所。
この日は 山の向こうに隠れてしまった。

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モワンとしたオレンジ色のようなピンク色のような光に包まれる笙ヶ岳。

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ここで ハッと気づいて 振り返ると・・・ 

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おお~
外輪の内壁が 赤く染まっているではないか。

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  ちょっと場所を移動。

 

あっちを眺め・・・

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 こっちを眺め・・・

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 それを 何度も繰り返した。

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ここで こんな色に染まっている鳥海山。
自宅の辺りからは どんなふうに見えているんだろうか。

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徐々に赤味が弱くなってくると・・・

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今度は・・・

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西の空の雲が 赤く焼けてきた。

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ん?

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何だか あの辺りが オモシロイぞ。

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 ズーム。

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どんどん変化する色を、
ただ黙って眺めた。

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こんな時間を過ごすことができるから、
山小屋に泊まりたくなるんだよなぁ。

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 バテバテだったけど、
ここまで登って来てよかったな。( ´艸`)

 

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そろそろ 小屋に戻ろう。

 

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 と 小屋に戻った。

 

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しばらく経ってから、
外のトイレに行ったついでに? もう一度 景色を眺めにいった。

 

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明日も晴れの予報。

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風も穏やかになる予報。 

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戻ろう。 

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遠くの街に明かりがつき始めたのを眺めて
小屋に戻った。  

 

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 小屋に戻ると、後からいらした方たちから
なんとビールをいただいてしまった。
「もしかして・・・このビール1万円くらいしますか?!(笑)」
と訊くと、
「いいよ、いいよ~。あげるよ~」
とのことで、ありがたくいただくことにした。<(_ _)>

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 「んまいッ!」
山を登って飲むビールって、ホントに美味しい。( ´艸`)

あんぱん食べた少し後に『カレーメシ』を食べて
けっこうお腹がいっぱいになった感じがしてたけど・・・
ビールだけじゃなく  ポトフまでいただいて ペロリ!

ごちそうさまでした~! <(_ _)>

 

 

消灯後も なかなか寝付けずにいると、
23時半ころになって ビュービュー吹いていた風がピタッと止んだ。

静かに外に出てみると・・・

降ってきそうな満天の星!\(^o^)/
そうそう、
この日は 7月7日、七夕の日だった。

頭上には 天の川。
そこを飛ぶ白鳥座。織姫と彦星(と思われる星)も。
カシオペア座や北斗七星。
夏に見られる星座の代表 さそり座もあった。

シュッと小さな流れ星を2つ・3つと見たところで
小屋に戻った。

その後も なかなか眠れずに うつらうつら。

明日の朝3時ごろ、ちゃんと起きられますように!

 

               ・・・④へ続く・・・