登山者で賑わっているであろう山頂の方には行かず、
この日は 伏拝岳から外輪を下ることにしていた。
外輪を下り始める前に、
座れる場所を探して 1回目のコーヒータイム。
千蛇谷を挟んで向こうの斜面には、
千蛇谷コースの道が 細~い筋になって見えた。
写真の右上の御室まで、けっこう急。(;^ω^)
7/7、久々に小屋泊装備を背負って登った時は、
キツかったなぁ。 (;^ω^)
外輪を下っていったら・・・
次に目指すのは
流れるガスの下に チョコンと見えてる あの御浜小屋だな。
( 小さすぎて見えない?!)
10分ほど休憩して
山頂の方を眺めてから 歩き始めた。
御浜の方には 次々に雲が流れてきてるけど・・・
辺りが真っ白になる感じではないので大丈夫。
それより心配なのは・・・暑さ!!!
次々に登ってくる人たちも、
みなさん暑くてバテ気味の様子。
( 子どもたちは元気そうだったけど。)
私も・・・ここまで 思ってたよりバテ気味。
でも ここからは下りだから 何とかなるかな。(;^ω^)
(・・・と思っていたのだが。)
湯ノ台コースを歩く人たちの姿が
少しずつ小さくなっていく。
ここを通るたびに目にとまる オブジェのような木々。
風の強さを物語る。
笙ヶ岳付近に 小さな雲が次々と湧き上がっていた。
これから下っていく先にも。
いつもお辞儀しているようなのは
チョウカイアザミ。
河原宿の方を見下ろす。
細~い筋になって見える あの千蛇谷コースを歩いている人たちの中に、
もしかしたら
外輪を歩いてる私を見上げてる人がいるかもしれない。( ´艸`)
私が 千蛇谷を歩くたびに
外輪を歩いている人の姿を見上げて眺めているように。
こんにちは~。<(_ _)>
振り返ると、
湯ノ台コースを登っていく人の姿が 小さく小さく見えた。
千畳ヶ原を見下ろす。
これから歩くところを見下ろしながら歩くって
不思議な感じ。
文珠岳の標柱が見えてきたぞ。
両側のハイマツが かぶさってくる道。(;^ω^)
どんどん下ってる。
オクキタアザミだ。
外輪にも咲くのか~。
お仕事中。
ハクサンシャジンの奥に オクキタアザミ、
そして ずうっと向こうには 千蛇谷コースの道。
千蛇谷の雪渓をバックに。
こんもりと咲いてたヤマハハコ。
この色、大好き。( ´艸`)
10:20 文殊岳を通過。
次々に流れていく雲の間から見える御浜小屋。
だいぶ近づいてきたよ。
咲いているハクサンジンもあれば・・・
種ができたものも。
チョウカイフスマ。
この辺りでも 見ることができるんだ・・・。
よく見えないけど、
岩にビッシリ張り付くように生えてるのは、
イワヒゲなんじゃないだろうか。
陽が高くなってきて
ジリジリと暑くなってきた。
七五三掛。
通過。
あの方は、何を撮っているんだろう?
「ハクサンシャジンの向こうに笙ヶ岳」
とか?
(いや、方向的に違うな。)
こんな石の階段を下ってくると・・・
目の前には ドド~ンと こんな景色が。
御田ヶ原分岐のあたりで 振り返って見る。
登っていく人・・・下ってくる人・・・
ポツポツと人の姿あり。
月山森のずっと向こうに月山。
一段一段、ゆっくり登る。
山頂の方を振り返って見る。
石の階段を登りきると・・・
三脚を立てて撮影中の方が。
「あの~ すみませ~ん・・・
後ろ姿を撮らせていただいてもいいですか?」
と おききしてから パチリ。
大きなカメラだなぁ・・・。
あれも担いで登って来たんだなぁ・・・。
ノロノロしている私を、
トレランの方が あっさり追い越していった。
鳥海湖、見えてきた~! \(^o^)/
御浜小屋が すぐそこだ~! \(^o^)/
鳥海湖の向こう側斜面に
この後に歩く道が 細く見えてる。
雲を纏った稲倉岳。
鳥海湖の水面が キラキラ。
水面に、
青空と白い雲が映ってた。
11:35 御浜小屋に到着。
自分で思ってる以上に 暑さで体が疲れていた。
陽ざしが とにかくジリジリ暑い。
小屋の前の日陰になってるところで休憩しよう。
炭酸のジュースが飲みたくて 小屋に行くと、
「ジュース、売り切れちゃったのよ。」
とのこと。
こんなに暑かったら 売り切れても不思議じゃないな。
はぁ~。
何かマズイぞ。
暑くて歩く気力が低下してきた感じだぁ。( ノД`)
駐車場からずっと離れたところに来てて、
何とか がんばって歩いて帰らなきゃいけないのに・・・。
食べて元気が回復すればいいのだけど、
食欲がない。
とりあえず 日陰に座って
ゼリー食べて コーヒーを飲んだけど・・・
やっぱり炭酸飲料を飲みたいなぁ・・・。
迷った末に・・・
朝日連峰縦走1日目にバテバテで小屋に着いた時、
冷たいビールと行動食のナッツで 元気が回復したことを思い出したのだ。
ゴクゴク・・・ゴクゴク・・・
・・・④へ続く・・・