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ふと目にとまったものや感じたことを写真と言葉で綴るBLUEの日記。

◆'19/02/23 土門拳記念館にて①

 

3月に入ってから行こうと思っていた土門拳記念館。
この日 行くことにした。

久しぶり。

隣りの飯森山公園側は工事中。
新しい遊具を設置したりしているいるようだ。

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 息子が小さかった時、
ドライブしながら 何度か来たことあるなぁ。

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 この辺りを歩くと・・・

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日常生活から離れ、
非日常の世界へ入っていく感じ。

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記念館内は、
土門拳の作品以外は 撮影可。


窓の向こうに見える景色と
窓ガラスに映った景色と。

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 窓から眺めた風景とか 館内の様子を パチリパチリ。

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一昨年に行った『植田正治写真美術館』を思い出す。
鳥取の大山山麓にあるその写真美術館の建物も とても素敵で、
何時間でもぼ~っと過ごしていたい感じだったのを覚えている。

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そういえば・・・
その植田正治氏と土門拳氏は、親交があったそうで
植田氏の写真に 土門氏が写っているものもあった。

お二人の写真の作風?は違うけれど、
私は どちらの写真も好き。

 

 

展示室に向かう通路の
この ほの暗さがいいんだな。  

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トイレからの出口の こんな光と影も計算して
建物が造られたんだろうか。

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土門拳氏の写真はもちろんのこと、
建物がつくる光と影の風景も美しい。

 

 

 

今回の『室生寺 モノクロの光と影』。
思っていた通り、
心にズシンと響いた。

 

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油絵などは、大きな作品が並んでいると、
作品によっては 重苦しさや圧迫感があって
「じっくり観なくてもいいかな・・・(;^ω^)」と感じて
サッと観て その場を離れてしまう場合もあるのだけど・・・

土門拳氏の作品は、
大きく重く深く迫力のある作品たちが並んでいながら
そこに感じるものは 重苦しさや圧迫感とは違う。

上手く表現できないけれど、
大きな鐘を打ち鳴らした音が ずうっと響いて・・・
その音が 自分の心や体の中にも響いてくるような感じ。



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今回観た作品の中で 今の私の心に特に残ったのは、
第1展示室 正面の広い壁に展示されていた
 『釈迦如来坐像脚部』
 『釈迦如来坐像翻波衣文』
 『釈迦如来坐像左手』
 『釈迦如来坐像右手』
そして
 『たそがれる室生山(秋)』
 『室生山朝ぎり』

  

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それらの写真の 
光と影が とても美しかった。 

 

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 池の鯉に餌をやっている人たちが 奥の方に見えた。

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池の方、木々の向こうに 真っ白な鳥海山の姿がチラチラ。

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時おり、
池の水面を 風が渡っていくのが見えた。

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あれ? 池の水の一部だけキラキラ光ってるぞ、と思ったら・・・

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 斜め後方からの光(日光が水面に反射した光)が
間の前のガラスに映っているのだった。

 

 

 

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この展示室で観たのは『昭和の手仕事』。
土門氏は、戦前の職人の手仕事も多数撮っていたのだそうだ。
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私は、職人さんの仕事いろんな人の手仕事の様子を見るのが好きなので
この展示の写真にも とても 惹かれた。

 

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繰り返しの作業の中に
より良いものをつくるための工夫があったり
使う人のことを考えてつくる想いがあったり。

そんな手仕事をしている人の『手』には
とても「表情」があると感じた。

 

 

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 室内に差し込んだ光が 窓ガラスにうつる。

 

 

この窓ガラスに映っている人の姿。
右側に立っているのが私。
左側に座っているのは・・・

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 後方の椅子に座っている人。

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不思議な私の影。
上半身と脚の影が重なり、
さらにその上にも足の影。

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この展示の写真たちも素敵だった。

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 「2枚の写真、変わったのはどこでしょう?」・・・みたいな。( ´艸`)

 

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とっても心に響いた写真展。
期間中。もう一度 観たいな。 

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・・・と 満足感に浸りながら 記念館を出た。
 

 

               ・・・②へ続く・・・