7/28・29 の山行は 台風12号の接近のため 諦めたけど・・・
天気予報を見ると
7/30と31 の2日間は、天気が良いみたい!
家族からのOKも出たので、
思い切って 鳥海山の山頂小屋に1泊してみることにした。
いつもなら 日帰りで登る鳥海山。
1泊すれば、
日没の頃の空も、星空も、翌日の日の出の頃の空も
ゆっくり眺めることができるぞ。( ´艸`)
電話にて 宿泊の申し込み(食事なしの素泊まりで)をし、
小屋泊の準備をした。
寝具はあるそうなので、シュラフとマットは持つ必要なし。
食事は頼まなかったので、お湯を沸かす道具は持って。
30日、朝5時過ぎに 自宅を出発。
自宅近くからは、スッキリと鳥海山が見えていた。
酒田まで来た時も このとおり。
鳥海ブルーラインに入ってから 驚いたのは、
そこらじゅうで乱舞?するトンボたち。
これも、異常気象のせいなのかな?
鉾立駐車場に着くと、
男鹿半島の寒風山も見えた。
登山届を出して、6時50分頃スタート。
背中には いつもより重いザック。
草木や景色を眺めながら
ゆっくりゆっくり登っていく。
展望台からの眺め。
奈曽渓谷に 朝日が差し込んでいる。
遠くには 山頂がハッキリと。
今日は、あそこまで ゆっくりのんびり歩いて行こう。
いつも写真を撮りたくなる場所。
朝日が当たってツヤツヤなタケシマランの実たち。
オ・・・オニヤンマ!?
風がほとんど無く、日差しはジリジリ。
私と同じように 山頂小屋に泊まるという方が 追い越していった。
( この方は なんと愛媛からいらしたと言っていた。)
マイヅルソウ。
白くて小さな花にも惹かれるけれど・・・
葉にも惹かれる。( ´艸`)
チシマザサが光っている。
風が少し吹くたびに サワサワ歌いながら。
埼玉からいらしたというご夫婦が 追い越していった。
このお二人も 山頂小屋泊だそう。
あらら。
それぞれのギボウシのてっぺんに トンボさん。
花びらの縁のフリルが可愛いイワイチョウ。
雪解け水が 音を立てて流れている。
賽の河原。
前回 まだブルーシートに包まれていた標示も、
今日は 顔を出してる。
はっきりした標示は無いけれど、
ここから向こうへいくと 吹浦コースの河原宿に合流する。
今日は・・・
御浜の方へ。
もうすぐ開きそうな チングルマの花穂たち。
開いて 気持ち良さそうに揺れてる花穂たち。
ガヤガヤお喋りしてるみたいな コバイケイソウたち。
下界は 夏真っ盛りだけど、
山の上では 少しずつ秋に向かっている。
また オニヤンマ!
こんなふうに 山の上でオニヤンマを見るなんて。
この 右側斜面、
鮮やかな草の緑が とても綺麗だった。
「ようこそ、鳥海山へ」
とおじぎしながら言ってくれてる鳥海アザミたち。
「 どうぞ よろしくお願いいたします。<(_ _)>」
種ができてるコバイケイソウも。
御浜小屋が見えてきた。
9:00 御浜小屋に到着。
小屋の草木向こう側に行ってみると・・・
眼下には 青空を映した鳥海湖。
ずっと向こうには 月山が。
月山森。
その左側にある幸治沢の雪も すっかり解けている。
山頂も はっきり見えてる。\(^o^)/
そして・・・
手前の扇子森付近には 小さく小さく 登山者の姿が。
いつも以上に のんびりゆっくりペースで 登ってきて、
御浜では 鳥海湖や月山を しばらく眺めて。
ああ、なんて贅沢な時間なんだろう・・・。
この先 どんな景色が待っているんだろう?
・・・②へ続く・・・