雪は 前回より かなり積もってる。
鎧ヶ峰までは 足跡がない可能性大。
どうしよう? 行く?
不安があったけど・・・
今日の雪だったら 大変なラッセルは無さそうだし、
大きな気温の上昇は無く 雪崩の心配も無さそう。
ということで、
神社そばを通って 鎧ヶ峰の方へ行くことにした。
金峰山に登ってくるときに脱いだジャケットを
稜線を西から東へ吹き抜ける冷たい風に備えて また着て
出発!
山頂のトイレ(杉の木の陰に見える…)近くから登り始めた。
やはり この先はワカンを履いた方がいいな、
と ワカンを装着。
強風で運ばれた雪で 地面の凹凸が均されてる。
どこを歩いても大丈夫そう。
ここを越えて・・・下って・・・
湯田川へ下る分岐の表示とトイレの案内表示が見えたけど・・・
とっぷり埋もれてる(笑)。
上の部分だけでも 見えて良かった。
表示が見えるのと見えないのとでは 気持ち的に違う。
頭を出しててくれて ありがとう。
昨日登ったらしいワカンの跡あり。
動物の足跡に癒される。
それほど埋まることはなく
歩きやすい。
どこを歩いても大丈夫そうだけど
行きは やっぱり いつも慎重になる。
なんとなく 残っている足跡の近くを歩く。
東側には どのくらいの雪庇が張り出しているんだろう?
動物さんの足跡がある辺りは さすがに怖くて歩けない(笑)。
おや?
2つの爪のある動物。
東側の斜面を登ってきて 西側の斜面へと下って行ったみたい。
足跡の大きさからすると
けっこう大きな動物?
少し進んだ辺りで ワカンの跡は無くなった。
途中で戻ったのかな?
何度も歩いてる道なのに
雪はいっぱい積もってるし 先の状況が分からないので
ちょっと不安な気持ちも。
そんな時に元気をくれるのが 動物たちの足跡!
前方に 最初の急坂が見えてきた。
ちょうど登山道のあたりに 動物の足跡が点々と。
ズームしてパチリ。
独りで登っていて ちょっと不安な時、
動物の足跡が先導?してくれることが よくある。
今日も ありがとう。
坂を登ったところで ふり返って見る下ろす。
ここから さらに急な坂が続く。
雪がいっぱいで、
いつも登っている左側の辺りは ちょっと登るのが大変そう。(;^ω^)
ちょっと立ち止まって
どこから登ろうか キョロキョロ。
どこを登るのも 急。
でも、
深い雪のラッセルでもないし
ガツガツ凍った斜面でもないので
一歩一歩ゆっくり登れば 大丈夫そう。
見上げてパチリ。
ここを登るのか~。(;^ω^)
何とか登り切って ふり返ってパチリ。
登ってきた斜面が見えなくて 残念(笑)。
何度も登ってる山なのに
違う山のように感じられて ちょっとドキドキ。
冬の冷たい北西の風が吹きつけた跡が
あちらこちらに。
表面が サクサクしてる雪の上を歩く。
木があることでできる 雪の造形。
40~50cmの段差があるところも。
よっこらしょ。
これは、出来立てホヤホヤの足跡。
いつも歩いてるところは 木の枝がかぶさってるので
木の右側を行こう。
どの辺りを歩こうか ドキドキしたり・・・
雪と風の造形に見とれたり・・・。
ここを踏むのは もったいないな~と思いつつ
足跡をつけていく。
左前方に 母狩山が見えてる。
ふり返って見る。
ずっと曇り空だったけど
ちょっと陽が差してきた。
雪の凹凸と 木々の影と 私の足跡と。
鎧ヶ峰山頂。
やっぱり 今日は 誰もいない。
ズーム。
ここまで来たら あの山頂まで登りたい!
左前方の鎧ヶ峰山頂をチラチラ見つつも
目の前のところを一歩一歩進む。
ここも木の右側を行こう。
進むにつれて
稜線を冷たい風が吹き抜けるようになり
寒くなってきた。
一度 寒さが緩んでとけた雪が冷え、
雪面が テカテカになってる。
この先の急坂は どんな状態かな・・・。
けっこう硬くなってるかも。
いちおうアイゼンを持ってきたけど どうだろう?
次の急坂にきた。
表面がテカテカした雪壁。
目の前にそそり立ってるように見える。
うひょ~!
急斜面を駆け下りてきたのは リス?
ここからの急斜面は、こんなに軽やかには登れない。(;^ω^)
ストックもワカンも なんとか効く状態なので
アイゼンは使わず
このまま 一歩一歩ゆっくり登ることにする。
空を見上げ、
大きく深呼吸して 急斜面を登り始めた。
・・・③へ続く・・・