THANKS TO YOU ! !

ふと目にとまったものや感じたことを写真と言葉で綴るBLUEの日記。

◆『こども文様ずかん』



「文様」というものに
ずっと前から惹かれていた。

     f:id:pft78526:20180203170414j:plain

家紋、手ぬぐいの模様、店のマーク・・・etc.
シンプルな中に
祈りや感謝などの気持ちが ギュッと込められている感じがして。

 


・・・『かつて私たちの祖先は
    まるで言葉をつかうように
    「かたち」を使って 気持ちや思いを伝え、そこに意味を読み取り、
    遊んだり楽しんだりしてきました。』・・・


形によって 伝えること、それを読み取ること、
どちらも すてき。


f:id:pft78526:20180203170539j:plain


江戸時代から現在に至るまで
職人さんたちが『紋』を描くためのお手本として使ってきた
『紋帖』というものがあり・・・

そこに描かれている「かたち」は、
誰か一人が考えたものでなく
大勢の人たちが 長い時間をかけて使い、手を加えながら
少しずつつくってきたものだそう。



「かたち」の一つ一つに意味があり
人々の願いや気持ちが込められているということ。


桜の文様だけでも 10種類あり
その一つ一つに名前があるというから驚く。
f:id:pft78526:20180203170606j:plain


自然の移り変わりを感じ
自然に寄り添いながら
人々が暮らしてきたということなのだろう。


自然をモチーフにした文様には
きっと
自然への感謝・畏敬・祈りなどの気持ちが込められているにちがいない。

      f:id:pft78526:20180203170631j:plain




この本の終わりの方で
『もんきり遊び』というのものが紹介されていた。

・・・紙を折りたたんで 切り抜いて そっと開く。・・・



あ、私も これに似たのをしたことがあるぞ。

f:id:pft78526:20180212135752j:plain

私の場合、
「どんな模様ができるかは 開いた時のお楽しみ」。
( =偶然にまかせる )