「いつか歩いてみよう」と思っていた道を
これから歩いていく。
( 右の道を下ってきて、これから左の道へ。)
最初は石畳の道。
分岐から入ってすぐの右の斜面には
ハクサンイチゲ!
ここを登って・・・
もう少し登ると・・・
木道に出た。
鍋森や笙ヶ岳を眺めながら進む。
先行者あり。
次から次へと 湧き上がってくる雲。
その雲の影。
ふり返って見た山頂も 雲の中。
千畳ヶ原のT字分岐から万助道につながる道も見える。
昨年あそこを歩いたのか~。
月山森にも幸治郎沢にも
ほとんど雪はナシ。
いつかまた 行ってみよう。
一瞬 山頂の方が見えた。
千畳ヶ原に日がさし、
二の滝コースも 河原宿へつながる道も 見えた。
昨年あの道を歩いた時は
草紅葉だったな。
雪渓にきた。
木道の手前部分が雪渓に隠れてる。
アイゼンは必要ないけど、
気をつけて歩こう。
雪渓の途中
斜面の上の方からの流れを見上げる。
ふり返って見る。
木道は、いったん ひゅう~んと下る。
万助道へと下っていく道が見えてきた。
あそこを右に上がっていくと
鳥海湖の方へ出るんだな。
木の階段を向こうへ下りていくと 万助道へ。
私は右へ。
ちょっと 登っていくと・・・
あ!
向こうの稜線を歩く登山者の姿が見えた!
・・・ということは・・・
ひゃっほ~!
鏡のように空が映ってる。
これから進む道の方。
雲が押し寄せてきた。
前を行く人たちは あんなところに。
道の両側にたくさん咲いていたカラマツソウ。
ふり返って見る。
静かに
ゆっくりと
時間が流れている感じ。
慌ただしく過ぎていく日常生活。
山歩きを始めてからは、
時々 空や山を眺めては、
静かにゆったり流れる山の時間を思い出してるな。
遠くから見た時は
花がほとんど咲いていないように見えた鳥海湖の周りの道にも、
実際に 歩いてみたら
いろんな花が
たくさん咲いていた。
ここから登りに。
雪渓が解けた水が 鳥海湖にザーザー流れ込む音を聞きながら
斜面を少しずつ登っていく。
この鳥海湖ができた時は
どんな様子だったんだろうな。
長坂道に出るまで もう少しかな。
最後は こんな斜面を。
いったん 草が覆いかぶさる土の道に。
ずっと向こうの斜面。
あそこも以前は 岩がゴロゴロしているだけの場所だったんだろうな。
これが話に聞いた「傾いた木道」だな。
谷側に傾いているし
途中 崩れて歩けない箇所も。
『御浜・鳥海湖分岐』に到着。
ぐるりと 1周したぞ~!
左に曲がって 長坂道T字分岐に行き、
河原宿から賽ノ河原の方へ下っていこう。
でも、
河原宿のどこから右に入るか 分かるかな・・・。
ちょっと心配。(;^_^A
・・・⑥へ続く・・・