「 やばいよ~! 進まないよ~!」
と言いつつ、撮りまくる二人。
だって、
花たちがイキイキしてカワイイんだもの!
登山道が水びたしのところも あちらこちらに。
足元に気をつけつつ、道の脇に花を探す。
葉に点々がある『ウズラバハクサンチドリ』、
鳥海山では 見なかったな。
上の方は 相変わらずガスの中。
風も しばらく止みそうにない。
オモシロイ花!
と思ったら、これは・・・
イワカガミの花が落ちた後の姿だった。
濃いピンク色のイワカガミが たくさん。
どんな花が 咲くんだろう?
なんと、サクラの花も。
笹のトンネルの中、水が流れるところの縁に、
ショウジョウバカマが並んでた。
出ました、雪渓!
いちおうアイゼンを持ってきたけど、
装着しなくても歩ける。
気をつけて歩く。
いったん夏道に出たと思ったら・・・
また雪渓。
昨年より雪が残ってるなぁ。
ガスの中、ロープを頼りに進む。
またサクラだ。
右側を見たら、笹の中にサクラが。
風が強くなってきた。
右側の斜面は、
ゴツゴツした石の間に 花がたくさん。
さらに登ると、ヨツバシオガマも登場!
でも、
なんかヨツバシオガマと違う感じ・・・?
と思っていたら、
これは『ミヤマシオガマ』だと教えていただいた。
細かく切れ込んだ葉が 根元の方から出ている。
図鑑で見たら、
ミヤマシオガマは「半寄生植物」って書いてあった。
ハクサンイチゲも 出てきた。
こんな雰囲気が好きなんだな。
またまた雪渓現る。
今度は、石の道しるべ。
この雪渓を過ぎたら・・・
こんなのが増えてきた。
かわいい、ツガザクラたちも!
ツガザクラたちに見とれながら歩いていくと・・・
ガスの中に 9合目の仏生小屋が現れた。
小屋の前には たくさんの登山者の姿が。
私が ここで見たかったもの・・・
あった、あった!
仏生池の中に クロサンショウウオの卵嚢。
昨年登った時 初めて見てビックリしたっけ。
あと少し経ったら、
ここからたくさんのクロサンショウウオが孵って出ていくんだな。
ピンボケで残念。
オウレンかな?
これも残念。
カエデの花かな?
苔の仲間?
また雪渓。
やっぱり昨年より雪渓が多いぞ。
雪渓を過ぎると、コバイケイソウの葉の道。
もうすぐ咲きそうなカラマツソウ。
ハクサンイチゲの群落。
また雪渓だよ。
石の階段だ出てきたから
けっこう上まで来たかな。
ここを登り切ると 木道。
木道で待っていたのは・・・
ヒナウスユキそうが群生している所があって
ビックリした。 \(◎o◎)/!
さあ、ここからは山頂に続く雪渓だな。
足元に気をつけながら お喋りして歩いていて、
ふと前を見たら・・・
山頂じゃないか!
13時頃 月山山頂に到着。
山頂の西側には、
ハクサンイチゲのお花畑が広がっていた。
風が強くガスで景色も見えず、ゆっくり休憩という状況ではないので、
ちょっと休憩して下り、
9合目の仏生小屋で休むことにした。
山頂小屋の陰で休憩しながら パチリ。
山頂ではクロユリを見ることはできず 残念だった。
「 反対側の急坂を下った辺りに咲いてたよ。」
と 姥沢側からの登山者が言っていたけど、
今日は そこまで行ってみる時間の余裕ナシ。
仏生小屋の辺りで もう一度探してみよう。
・・・③に続く・・・