「新緑の鶴間池に連れていってください!」
とYさんにお願いしたのは3・4か月前。
「5月20日前後が ちょうどいいようだ」とのことで
今日 行くことになった。
山々が霞んで見えた今朝、
自宅付近から見る鳥海山も霞んでいたけど、
湯ノ台まで来た時に見えた山頂は、バッチリ!
鳥海高原ラインの車が入れる最終地点には、すでに数台の車あり。
鳥海山の上の方に向かった人、たけのこ採りの人、
鶴間池に向かった人もいるかな…。
全身に虫よけスプレーを吹きかけてから出発。
車道に残る雪の上を歩いたり・・・
雪が解けた車道を歩いたり・・・
向こうの新緑を眺めたり・・・
足元のウサギのふんを避けたり・・・
道のそばのブナの林を眺めたり・・・
朝日を受けたブナの葉に見とれたり・・・。
向こうから歩いてきた人が。
滝の小屋管理人の瀬川さんだった。
昨年より少し雪が多いようだとのこと。
また しばらく歩いていくと・・・
荒木沢手前の右側に『山雪荘』という小屋が見えた。
荒木沢の上流側。
チラッと鳥海山の山頂が見えた。
荒木沢にかかる橋を渡ると・・・
(ふり返って見た)
すぐ右側に、鶴間池への入口の標示あり。
この時期の鶴間池は久しぶりだというYさんが、
地図とコンパスで 方向を確認してくださった。
いよいよ ブナ林の中へ。
さっそく 自然の造形に見とれる。
足元を埋め尽くしているのは・・・
根明けの穴をのぞいて見ると、
この辺りで まだ1m以上 雪があるようだった。
でも、
雪がしまっているので、埋まる心配はナシ。
朝の日が差し込む。
鳥のさえずりも聞こえる。
たまに、ハウチワカエデも。
緩やかに下っていく。
左手から沢の音が聞こえる。
まずは、その沢を渡るので、そちらの方へ。
渡れる場所を探しながら 沢の方へ下りていく。
斜面の上の方は、こんな林。
雪解け水が勢いよく流れている沢。
その沢の上には、まだ雪がかぶさっているところも多い。
なかなか渡れそうなところを見つけられなかったけど・・・
ここなら、という所がやっと見つかり、
恐る恐る渡る。
ホッとして、渡ってきた沢をふり返る。
また沢の音がする。
渡れる場所を探して 渡って・・・
渡った先は、登り。
今渡ってきた沢を振り返る。
こんなふうに、雪解け水がどんどん流れているんだな。
Yさん、地図で方向を確認してくださっている。
日の差す方へ。
こちらはふり返ったところ。
こっちは西側かな。
奥の方に、空の色が見え始めた。
あ! 木の間から 鳥海山が見えた!
ここから今度は 下り。
けっこう急な坂を下りて・・・
沢があるみたいな所を通って・・・
ここに、夏道の標示あり。
あの向こうから道が続いてるんだ。
Yさんと私は、夏道より少し下の方まで下ってから来たようだ。
さあ、
この先は、さらに急な下りが待っている。
・・・②へ続く・・・