午後から向かったのは 「さかた街なかキャンパス」。
『 しぜんというおもしろさ ぼくのがっこう ブナの声2017
斎藤政広写真展 』
を観に。
駐車場に車を停め、歩いていく途中で。
ここが「さかた街なかキャンパス」。
中に入る前に まず入口付近で 写真を眺めて。
中に入ってみると、けっこうな広さのスペース。
写真、テーブル、出版されている書籍のコーナー、照明・・・などなど、
考えられた配置が 落ち着いた空間をつくり出していて、
ゆっくりと写真を眺めることができた。
一人でも山を歩くようになった昨年。
この本の中の 斎藤政広さん執筆の記事を読みながら・・・
金峰山、母狩山、熊野長峰、湯ノ沢岳、摩耶山、
月山、鳥海山、大朝日岳、以東岳・・・
と歩いてみた。
その後、
山に住む小さな生き物たちを主人公にした斎藤さんの写真集を見つけ、
引き込まれて眺めたのだった。
斎藤さんの写真からは、
小さな生きものたちへの愛情が とっても伝わってくる。
小さなものたちの目線に立って・・・
小さなものたちのつぶやきを聴いて・・・
そのものになりきって撮影されているのではないだろうか。
そんな斎藤さんの今回の写真展で
一番印象的だったのは・・・
まだ頭の上に種の帽子をかぶっているブナの芽の写真だった。
「 ずっと この空間で 写真を眺めていたいな・・・」
と感じた写真展だった。