ブナ林の中にポツンと立つ杉の大木。
この日は こんな姿だった。
たくさんの雪をまとって、すごいな・・・。
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尾根道に合流し、鳳来山の方へ向かう。
雪が黄色っぽい部分は、黄砂によるものだろうか?
東側には うっすら『天使の梯子』が見えた。
細い木々が 雪の重さで倒れている。
ここから また立ち上がるのだから、スゴイ。
大きなブナたちが並ぶところに来た。
奥に 鳳来山。
振り返って見る。
オレンジ色の朝日が当たる木々。
緩やかに下る。
雪面に沿って 優しい曲線を描く木々の影。
前を見たり・・・
振り返って見たり・・・
わきの斜面を覗き込んだり・・・。
登りに入る。 西からの強風が吹き抜ける急な斜面。
うっすら積もった雪は 固くなっていた。
木の根の間には氷。 とけた雪が冷えてかたまったのかな。
ここをぬけて、急斜面をあと一つ登れば 鳳来山。
Yさん、急坂手前で止まってる。
ガリガリの急斜面なので、アイゼンに履き替えましょう
とのこと。
了解です。
さっきの急坂もワカンでは きびしかったので、
さらに急な坂はアイゼンで。
いざ!
鳳来山から向こうへと登って行くんだな~と思いながら
左手前方を眺めつつ・・・
急坂を登っていく。
ブナの幹についた雪が はがれてきてる。
急斜面を登り切った辺りに こんなのが。Σ(゚Д゚)
グロテスクというか・・・何というか・・・。
生け花に使われそう・・・。( ´艸`)
さらに少し進んで 鳳来山山頂へ。
おお~雪庇ができてますなぁ~。
こんな木々のそばを通って行くと間もなく・・・
9:15 鳳来山山頂。
東側。
これから行く横堂の方。
とろろんとしたクリームみたいな雪庇が。
西側。
枝の先が赤茶色く見えるのは、
春を待つ芽だろうか。
Yさんは ここでアイゼンからスノーシューに履き替えるとのこと。
私は・・・このままアイゼンで行こう。
横堂付近がそれほど埋まらなければ、
その先には あの急坂が待ってるからね。(;^ω^)
・・・③へ続く・・・
この時期にしては珍しく、山の天気の良い日が4日ほど続く予報になった。
すると・・・
「23(土)~24(日)に、滝ノ小屋へ行きませんか?」
と、先輩Yさんからのお誘いが。
「行きます~! \(^o^)/」
と即答。
10月31日~11月1日に御浜小屋に行った時以来の久々の小屋泊まり。
ドキドキ・ワクワクしながら準備した。
ところが・・・
いよいよ行く時が来た、という前の晩。
突然 夜中に何度も咳が出て目が覚めて 熟睡できない状態になったのだ。
・・・ヤバい!
朝 起きてみると 夜中の咳がウソのように全く出ないばかりか、
体調はフツウ(むしろ良い)。
迷った末、
とりあえず小屋泊まりは止めて、日帰りに変更。
歩き始めて少しでも体調に違和感があれば、そこで戻ることにし、
Yさんにも その旨を伝えた。
日・月曜日の方が天気が良い予報だったのに
私に合わせて土日に計画して下さったYさんに申し訳なく思っていると、
「予定通り小屋泊まりにし、日曜日より月曜日の方が予報がいいので、
2泊3日にして月曜日に下山するかも」
とYさん。
・・・ぜひ、そうして 素晴らしい景色を写真に撮ってください!
急いで大きなザックから日帰り用ザックにかえ、
装備が軽くなったのを残念に思いつつ・・・
朝5時半頃、自宅を出発。
陽が昇るのが 少しずつ早くなり、
6時頃になると うっすら東の空が変わり始めるようになっていた。
・・・外は 時々 吹雪。山は風雪が強そう・・・。
・・・どうしようかな・・・。
と 迷っているうちに、時間は どんどん過ぎていった。
ようやく自宅を出発したのは、11時半頃。
上には登らず、元滝に行ってみることにした。
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