ブナ林の中にポツンと立つ杉の大木。
この日は こんな姿だった。
たくさんの雪をまとって、すごいな・・・。
でも、Yさんによると、
まだまだ雪が少ないとのこと。
例年なら、あと2m近くは積もるらしい。
もしかしたら こんなふうに上部分だけ雪面に見えるとか?
それだけ積もったら、
杉だけでなく、林全体の様子が違うものになるんだろうな・・・。
な~んて杉の大木を眺めながら 一休みして・・・
再び歩き出した。
少し歩いて 振り返り・・・
また少し歩いてから
振り返って 杉を見た。
沢地形のようになった部分の木々には 雪が付いていて・・・
その向こうの木々には あまり雪がついていない。
西側と・・・
東側でも 雪の付き方が違う。
お疲れ気味の雪?
振り返って見たりも。
東側を見た時の木々の様子が気になって、
同じような写真を何枚も撮る。
表面についた雪が いったん融けてから 凍ったのだろうか。
曲がったブナの木々に雪が付いた様子が
なんともイイ感じ。
雪が 不思議な模様に。
人の声が聞こえるなぁと思って振り向いたら、
2人の方が歩いてくるのが見えた。
横堂からの急坂を登っている時、
下の方に見えた人たちだ。
あらら・・・
少しずつ標高が上がってきたら
雪の付きかたが変わってきたぞ。
な~んて木々を眺めている間に、
後ろから来た方たちが追い越していった。
仙台からの方たちだった。
「鈴木小屋の方から登ろうか こっちにするか迷って・・・
こっちに来ました。」
とのこと。
鳥海山に たくさん登っている方たちのようだ。
この雪景色の中、
お二人の青と赤のザックの色が映えて素敵だった。
さっきまでとは少し違う木々の様子に見とれながら歩く。
気温が少し低くなると 雪の付き方が変わるなぁ・・・。
大きなブナの林を抜け・・・
そして・・・
また景色が変わった。
振り返って見る。
し~んと静かだ・・・。
さっきまで歩いていたブナ林とは違う景色に
また感激。
私がキョロキョロしているうちに、
Yさんは もうあんなところに。
でも、急ぐのはもったいなくて、
やっぱりキョロキョロ眺めながら歩く。
いったん東側斜面が見えるところに出た。
さっき歩いていたブナ林の方。
これから歩いていく方。
ライトが移動していくみたいに、
陽の差す場所が動いていく。
木々の方へ戻る。
小さなエビのしっぽ。
こんな木々を眺めていると・・・
「BLUEさんは日帰りだから、下りのことも考えて先に行って下さい」
と Yさんが おしゃった。
そうだ。
ここから滝ノ小屋までは もう少しかかる。
12時になったし・・・
少しペースを上げて 滝ノ小屋を目指しまず!
ここを登って・・・
再び 東側が見えるところに出た。
仙台の方たちが小さく見える。
この時期としては貴重な穏やかな天気。
滝ノ小屋まで行きたい。
・・・⑤へ続く・・・