この時期にしては珍しく、山の天気の良い日が4日ほど続く予報になった。
すると・・・
「23(土)~24(日)に、滝ノ小屋へ行きませんか?」
と、先輩Yさんからのお誘いが。
「行きます~! \(^o^)/」
と即答。
10月31日~11月1日に御浜小屋に行った時以来の久々の小屋泊まり。
ドキドキ・ワクワクしながら準備した。
ところが・・・
いよいよ行く時が来た、という前の晩。
突然 夜中に何度も咳が出て目が覚めて 熟睡できない状態になったのだ。
・・・ヤバい!
朝 起きてみると 夜中の咳がウソのように全く出ないばかりか、
体調はフツウ(むしろ良い)。
迷った末、
とりあえず小屋泊まりは止めて、日帰りに変更。
歩き始めて少しでも体調に違和感があれば、そこで戻ることにし、
Yさんにも その旨を伝えた。
日・月曜日の方が天気が良い予報だったのに
私に合わせて土日に計画して下さったYさんに申し訳なく思っていると、
「予定通り小屋泊まりにし、日曜日より月曜日の方が予報がいいので、
2泊3日にして月曜日に下山するかも」
とYさん。
・・・ぜひ、そうして 素晴らしい景色を写真に撮ってください!
急いで大きなザックから日帰り用ザックにかえ、
装備が軽くなったのを残念に思いつつ・・・
朝5時半頃、自宅を出発。
陽が昇るのが 少しずつ早くなり、
6時頃になると うっすら東の空が変わり始めるようになっていた。
6:09
6:45頃 湯ノ台の開拓登山口の駐車スペースに到着。
すでに登り始めた方の車が1台あった。
6:51 初めからワカンを履いてスタート。
暖かい日が何日か続き、前日の日中 平地は雨だった。
そこに夜中から朝方にかけて 少し雪が降ったはずなので、
山は どんな状況なんだろう・・・と思いながら歩き出した。
とけて 少し広がったウサギの足跡。
いつもの丸太三本の橋は、怖くて渡れない・・・。(;^ω^) この沢沿いにではなく・・・
この斜面を上がるんですね!( ´艸`)
積雪量によって歩くところも変わる(変える)ところが、
ドキドキすることの一つ。
地形を把握していればいいけれど・・・
雪が積もると 景色がだいぶ変わってしまうもんね。(;^ω^)
「ウサギのマーブルチョコ」が パラパラと。
歩き始めから立ち止まってばかりいたら、
さっそく Yさんの姿が見えなくなった。
いた!
少し登っていって・・・
東側に目を向けると、山の向こうから太陽が!
木々の色が 薄っすら朝日の色に変わっていく。
予報では 朝から☀が並んでいたのだけど・・・
思ってたより 雲があるなぁ。
でも、いいんだ。
山を歩けるんだから。\(^o^)/
新しいウサギの足跡。
おはよう、ウサギさん。
おお~。
12月末に登った時より ずいぶん積もってるぞ。
それでもYさんは、
「この時期にしては 雪が少ない」
という。
そうなのかぁ・・・。
振り返って見る。
スモーキーな色の景色。
登りやすいそうなところを登っていく。
おはようございま~す!
急な斜面から なだらかなところに変わったころ、
左手の木々の向こうに チラッと南高ヒュッテが見えた。
いつもは 小さな沢を渡って南高ヒュッテの方に登り返して
向こうの尾根に上がっていくのだけど・・・
この日は 先行者のトレースを辿らせていただいて
南高ヒュッテを通らずに行くことにした。
「先行者は、山を知ってる人だね。」
と Yさん。
地形をちゃんとわかっていて、
状況を見て 歩いていけるって、いいなぁ。
なるほど、
ここで 沢部分を渡って 向こう側に上がるのかぁ・・・。
ここを下って・・・
その先の急斜面を登って・・・
頑張って登っていくと・・・
夏道のある尾根の方へ向かっていくはず。
急斜面を登ったところで 振り返って見る。
073
奥に、鳳来山の方が見えてきたぞ。
西側にある夏道の方へ。
夏道に合流。
向こうの斜面に陽が差して 明るくなってる。
陽が当たってきた。
雪面にも、
木々にも。
体調は 今のところ何でもない。
このまま行くぞ!
・・・②へ続く・・・