朝 窓の外は 予報通りの晴れ! \(^O^)/
かなり冷え込んで、車が凍っていた。
集合場所の鶴岡市役所に着き、Sさんの姿を見て気が付いた。
「スパッツを忘れた!」
雪山に行くのにスパッツを忘れるなんて!…とショックと焦りでワラワラしたけど、
仕方がないと気持ちを切りかえ、出発。
「ザックに入れてある予備の靴ひもで パンツの裾を縛って行こう」
などど考えながら運転。
市郎衛門新田の奥の水力発電所施設へ着くと、
駐車場には 新潟ナンバーの車が1台あった。
支度をしてから、自己紹介。
リーダーの大山のKさん、私を誘って下さったSさん、
今回の発起人の温海のMさん、Sさんが絶大な信頼をおく酒田のIさん、
私がお誘いしたM子さん、そして私。
けっこう難易度の高い山ということだったけど、
自分一人では登れない山に
経験豊富な山の先輩たちからサポート・ご指導いただきながら登る、
大変ありがたいチャンス!
よろしくお願いしま~す!
パンツの裾をいちおう予備の靴紐で縛り…
「きっと 靴の中に雪がいっぱい入るだろうな~。(´;ω;`)」と思いながら
7:30 スタート。
天気は サイコ~!
ワクワクしながら 歩き始めた。
先に登っている人の踏み跡があり、助かるな~ と言いながら、
まずは 導水管のそばを登っていく。
初めは つぼ足で。
冷え込んで雪の表面が固くなっていて、
サクサク…サクサク…
一旦 こっちへ入って…
ぬけて…
この先で ワカンを履く。
再び導水管のそばへ。
けっこう急な斜面かも。
でも、ウキウキしてるので 平気。
ハッキリ残ってるカワイイ足あと。
尻尾の跡があるから、尻尾が長めの動物かな。
そのカワイイ動物と一緒に登っていったみたいな足あと。
朝日を浴びた木々の影。
その美しさに見とれながら歩く。
影が斜面を下りてきて 私の方に向かってのびてくる感じ。
なだらかな曲線、ステキ!
影の太さや濃さが 均一でなく、さまざまなところがいいな。
ちょっと休憩。
ふり返って見る。
休憩のあとは、なかなかの急坂。
おおっ。
ここにも「ちゅるちゅる」がいるぞ。
横を見るとこんな感じ。
この斜度は どれくらいかな。
青空の下、
真っ白な雪と 空色の影。
だいぶ標高を上げてきたかな。
あ、足あとが3つずつのかたまりになるこの動物、
鎧ヶ峰にもいたぞ。
ふり返って見る。
ずっと奥の方に、
真っ白な虚空蔵岳が見えてきた!
見上げると、
高い木々のずっと上を、
白い雲がフワフワ流れていた。
ふり返って見ると・・・
ずいぶん遠くの景色も見えるようになったな~。
さらに進む。
ヤドリギ発見。
目指す虚空蔵岳が、向こうに見えてきた!
その前に まず、前方の尾根道を登って・・・
あの左側の丸い山に登るんだって。
うわ~っ! キレイな縞々!
と眺めてるうちに、前を行く方たちは・・・
けっこう急な斜面を登り始めていた。
足元に気を付けながら ジグザグに登っていく。
「ガリガリ固まった上に うっすら新雪」なんて状態だったら、
大変だったな~。
この雪質で助かった~。
西側を見ると、こんな感じ。
あの山を目指して、
こ~んな所を歩いたり・・・
こ~んな所を歩いたり・・・
こ~んな所を歩いたりして・・・
おや?!
わわっ!
あそこまで行ったら、どんな景色が見えるんだろう?
・・・②に続く・・・