滝の水がザーザー流れ落ちる音を聞きながら
鳥居をくぐる。
神社を守るように立っている杉たち。
さっき渡って来た橋の方を振り返って見る。
樹皮に生えたコケに 雪がまとわりついている。
イチョウの幹に張り付いている氷の中に
イチョウの葉が たくさん閉じ込められている。
白い帽子を深々とかぶった狛犬さん。
こっちの狛犬さんは、マントも羽織っている。
滝は あの杉木立の向こう。
神社のそばの杉の大木に そっと触れてみて・・・
見上げる。
神社の裏手の方へ歩いていくと・・・
見えた、今日の玉簾の滝。
この『柱状節理』の岩に いつも見入ってしまう。
こんな波が描かれている浮世絵があったなぁ。
同じような写真を
何枚も何枚も・・・
たくさん たくさん 撮ってしまう。
それでも撮りたくなるのだった。
こっちの斜面に少し登ってみよう。
さっきとは違う角度からの滝。
ふと見下ろすと、滝を撮影している方が。
フカフカな雪の上に三脚を立てて。
滝の上に青空。
同じような写真がいっぱいになってしまうけれど、
自分の記録として貼っておく。
少し下る。
向こうにも青空が見えてきた。
30分ほど滝を眺め・・・
そろそろ帰ることにした。
私が滝を眺めている間に、
何組かの方たちが来ては帰っていった。
同じような写真ばかり 何枚も撮ってしまったけれど・・・
滝の音を聞いていると心が落ち着くんだよね。
またいつか来よう。
・・・③へ続く・・・