ゴオオオォ・・・・
ドドドドドドドドド・・・
えっ? ええっ?!
玉簾の滝って、
こんなに離れているところまで水しぶきが飛んでくるんだっけ?
御嶽神社のそばを進んですぐ、
辺りには 細かい霧のような水しぶきが飛んできていて、
あっという間に 全身が濡れてしまっていた。
滝の両側の石。
こういうのを『柱状節理』っていうんだっけ?
柱状節理とは・・・
岩体に発達して規則性のある割れ目のうち、両側にズレの見られないものをいう。
マグマなどが冷却固結する際や地殻変動の際に生じる。
どのこと。
玉簾の滝の柱状節理については、
日本がかつて海底であったときの海底火山の噴火によってできた
玄武岩の柱状節理。
と書かれてあった。
鳥海山の噴火とは別にできたものだった。
上を見て・・・
中ほどを見て・・・
下を見て・・・
滝の上から下までを 何度も何度も眺めた。
こっちへ 少し登ってみよう。
滝の流れ落ちる音は
ずっと聞いていても 飽きないけど・・・
そろそろ戻ろうか。
ちょっと歩いてはふり返り・・・
またちょっと歩いては 振り返り。
戻りは 橋を渡って。
鳥海山、上の方は見えなくなったな。
振り返って見る。
あの杉の木々の辺りに 玉簾の滝がある。
10時半頃 駐車場に戻った時、
一台の車が入って来た。
あの方も玉簾の滝に行くんだな・・・と思いながら駐車場を出た。