このまま のんびり景色を眺めていたい気持ちになりつつ・・・
下っていく。
何度も振り返りながら。
ツボ足でザクザク。
急坂の手前でアイゼン装着。
その方が安心して下れるからね。
午後の陽ざしをあびて
朝とは違う雰囲気のダケカンバたち。
あの辺りに池塘が現れる頃にも
訪れることができたらいいな。
振り返って見る。
モワモワと湧き上がってきて変化する雲を眺めたりも。
歩いても平気なところと そうでないところが
まだよく分からない私。
ここ大丈夫なんですね。
祓川ヒュッテが近づいてきたよ。
朝は日陰だったところに
午後の陽が差し込んでいた。
振り返って見る。
小さくなる山頂。
ただいま、竜ヶ原湿原。
波のような枯草の間から顔を出すイワイチョウの葉が可愛い。
ギボウシやトウウチソウの葉っぱたちがワサワサ。
駐車場に着いたのは１６時半頃。
すでに ほとんどの車は 帰ってしまっていた。
帰路も鳥海山を眺めながら。
そういえば、
『パンダの顔の雪渓』が見えるそうだけど・・・
あれかな～？
『道の駅 鳥海ふらっと』を過ぎた頃には、
鳥海山が ほんのりピンク色に染まりだしていた。
う～ん、美しい。
鳥海山、今日も ありがとう！
自宅に着いたのは日没後。
まるっと一日、山歩きのための時間を楽しむことができたことに感謝しつつ、
帰宅。
