さあ、この日の山頂は どんな様子?
お! 青空が見えるじゃないか。
そして・・・
うっすら付いた雪で、木々が凍りついてるように見える。
ここから真っすぐ本殿で行けるくらい まだ雪が少ない。
たくさん積もると、
屋根からドンドン雪が落ちてくるので、
ここにロープが張られるからね。
山頂の向こうから南谷の方へ廻りたい。
人通りの多い道でなく、
第2駐車場の方への道を通って。
駐車場に到着。
県外ナンバーの車もたくさんあった。
駐車場から有料道路へちょっと入ったところに
参拝道への入り口あり。
( というか、参拝道と車道が交差してる。)
写真左は 有料道路の上り車線。
分かりづらいけど 右に参拝道が。
除雪された雪で ここから上がるのが大変そうだったので、
ちょっと戻ったところから上がり、道へ入った。
スノーシューで向こうに歩いて行った跡あり。
この時 私はまだツボ足だったけど、次第にズボズボと歩きづらくなり・・・
南谷へ下る分岐で ワカンを装着。
スノーシューの跡は 荒澤寺の方へ直進していた。
南谷へ下る方は・・・
足跡が うっすらある感じだったけど、いつのものなのか。(;^ω^)
ほぼ足跡ナシに近かった。
おまけに ガス!
ひえ~っ! ( ノД`)
でも
「この状況で 迷わずに石段の三ノ坂の下の合流できるかなぁ?」
という心細い気持ちの一方で、
ガスがかかった こんな景色、大好きだな~
と思う気持ちも。
辺りを見回して地形を確かめつつ・・・
道がある所をよ~く見ながら進んで行く。
こんなカワイイ足跡があると、ちょっと心が和む。( ´艸`)
誰だろう? ネズミ?
こんな中を独りで歩いて行く心細さと
モノクロームのような景色に惹かれてのワクワク感と。
ふり返って見ると、
確かに歩いてきた自分の足跡。
自分の足跡が見えるって、いいな。
一度解けてから固まった上に雪が積もり、歩きにくい。
あちこち見ながら歩いていたら、
ワカンの先が雪に引っかかって転んでしまったりも。(;^ω^)
幻想的な雰囲気が素敵・・・。
陽の光で ボワ~ッと全体が明るくなったりしたら
それもまたキレイだろうな・・・。
いつもふり返って見る場所。
上の方から流れてくる水で
雪が解けているところも。
左にカーブして 下って間もなく
南谷のあずまやが見えてきた。
南谷も真っ白。
あずまやの屋根には 数十センチの雪。
屋根の端に生えたコケの先には ツララが。
このあずまやで独りで休憩するのは 心細いので
そのまま石段の方へ行くことに。
ボコボコしたところを歩いて 小沢を続けて渡り・・・
ふり返ってみる。
小沢が流れていく先は こんなふう。
雪でモフモフ。
ズボズボだったり・・・
モフモフだったり・・・
水が流れていて土が見えていたり・・・。
ふり返って見る。
前方が少し明るくなって・・・
石碑の横を通ったら・・・
石段との合流地点が見えてきた。
誰もいなくて トレースもほぼ無いに等しい道。
美しい景色は良かったけど やっぱり心細かったので
石段に出てホッとした。(;^ω^)
ずうっと向こうまで続く道。
新年最初の日曜日。
参拝客がたくさん歩いて
登って来た時より 道はさらにしっかり踏み固められてる。
登ってくるときに ツボ足で けっこう滑る感じだったので、
下りの二ノ坂や一ノ坂が怖い。
せっかくワカン履いてるので、
そのままワカンを外さずに
雪が固まっていない所を下ることにした。
こっち側を歩いたり・・・
ズボズボ・・・
こっち側を歩いたり・・・。
ズボズボ・・・
そして・・・
二ノ坂は、
道の脇の斜面をちょっと上がったところを。
ふり返って見る。
積雪期ならでは。( ´艸`)
南西側の空が 明るくなった。
雪を纏った木々の枝がキラキラ光り・・・
雪面には杉の木の影。
標高が下がってきただけでなく、 少しずつ気温が上がっているようで、
雪が次第に重くなってきた。
ズボズボ下って 一ノ坂まで来た。
南谷の方へ下り始めたばかりの時のガスがウソのよう。
登る時に難儀した?一ノ坂も ワカンでズボズボ下った。
五重塔は、登る前にゆっくり観たから
また今度。
滝を見にいく前にすれ違った外国の方たちが
神橋を渡っていった。
雪をかぶると、
人形か何かみたいに見える。( ´艸`)
継子坂の下まで行くと、
先に歩いて行った外国の方お二人が、立ち止まっていた。
滑って転んだりして大騒ぎしながら数名のグループの人たちが下ってくるのを
待っているのだった。
「 この坂が こんな状態だとは思わなかったよ~。( ノД`) 」
などと言ったり、
転びそうになって大声をあげたり、
転んでしまって叫んだり。
その方たちは、五重塔の取材に来たNHKの方たちだった。
転んで機材が壊れたりしなくて良かったですね~。(;^ω^)
NHKの方たちが下り終え、今度は我々が上る番。
ところが、
今度は 外国人のお二人がツルツル。なかなか登れない。
思わずトレッキングポールをお二人に差し出してしまった(笑)。
トレッキングポールがお役に立ったかどうかは分からなかったけど、
何とか無事に登ることができて よかった、よかった。
雪の羽黒山石段(下りは南谷経由)を
4時間半くらいかけての のんびり歩き。
途中 陽が差した時の木々の輝きも・・・
その時に雪面にできた影も・・・
たまに見えた青空も・・・
ガスがかかったモノクロのような景色も・・・
みんなみんな美しかった!
冬の羽黒山、やっぱりいいなぁ! \(^o^)/
( そういえば昨年のこの時期にも 羽黒山に登ったなぁと思い出した。
昨年の方が もう少し雪があったかな。)